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日本の運転免許でオーストラリアで運転OK?必須条件と実際の注意点を解説!

2カ国留学の際オーストラリアでの留学やワーキングホリデー、旅行中に、日本の運転免許で車を運転できるかというご質問も頂きます。実は、いくつかの条件をクリアすれば、日本の免許でオーストラリア国内をドライブすることが可能です。この記事では、その具体的な条件や、現地で運転する際の実際の注意点、トラブルを避けるための方法を丁寧に解説します。

1. 日本の運転免許で運転可能な条件

オーストラリアでは、日本の運転免許を使って車を運転するためには、以下の条件を満たす必要があります。

  1. 日本の自動車運転免許証を携帯していること
     日本の運転免許証を常に持ち歩き、提示できるようにしておくことが必要です。これが最も基本的な条件で、免許証を携帯していないと運転ができません。
  2. オーストラリア政府認定の翻訳機関(NAATI)による日本の免許証の英訳を携帯
     日本語の運転免許証だけでは取り締まりの警察官が読むことができません。そこでオーストラリア政府が認定しているNAATIという翻訳機関が発行した英訳証明書も一緒に携帯する必要があります。英訳証明書があれば、警察官や交通機関に英語での確認が容易になり、トラブルを回避できます。

これらの条件を満たすことで、日本の運転免許証を持つ人もオーストラリア国内で車を運転することができます。

在日オーストラリア大使館ーオーストラリアでの運転についてー
https://japan.embassy.gov.au/tkyojapanese/consular_info_jp.html

2. 違反チケットを受け取った場合の対応

オーストラリアで車を運転している際、万が一、駐車違反やスピード違反などでチケットを受け取る場合があります。現地で違反チケットを受け取った場合や、帰国後に違反通知が届いた場合、注意すべき点があります。

オーストラリアでは州ごとに交通規則が異なります。そのため、違反内容や罰金支払い方法については、チケットや通知書に記載されている連絡先に直接問い合わせる必要があります。
注意すべきは、日本国内にあるオーストラリア大使館や総領事館、領事館では、こういった違反に関する問い合わせは受け付けていないということです。具体的な手続きは現地の交通機関との直接のやり取りが必要です。

3. 実際のトラブルと注意点

しかし、規則上はこれらの条件を満たせば問題なく運転できるはずですが、現実は異なる場合があります。
オーストラリアの交通取り締まりをしている警察官の中には、日本の運転免許証とNAATIの英訳証明書を使った運転に関するルールを知らない場合も多く、違反チケットを切られてしまうことが多々あります。これらの状況では、該当の警察署に連絡し、ルールを説明することで違反を取り消してもらえることがほとんどですが、その際にかなりの英語力が必要となり、時間も要する可能性があります。

4. 国際運転免許証を取得するべき理由

もし、オーストラリアで車を運転する予定があらかじめ分かっているのであれば、日本で出発前に国際運転免許証を取得することを強くおすすめします。国際運転免許証は、日本の各都道府県の運転免許センターや警察署で簡単に申請・取得できます。

国際運転免許証を持っていれば、オーストラリア国内でスムーズに運転できるだけでなく、警察官とのやり取りも大幅に簡略化され、トラブルを回避しやすくなります。また、英訳証明書の携帯が不要になるため、荷物の管理も楽になります。わずかな手数料と手続き時間で安心感を得ることができるので、これから渡航する方にはぜひ検討していただきたい手段です。

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5. オーストラリアの交通ルールを理解する

オーストラリアで車を運転する場合、現地の交通ルールをしっかりと理解しておくことも大切です。オーストラリアでは、州ごとに交通ルールが異なることが多いため、滞在する地域の交通法規を事前に確認しておくことが望ましいです。例えば、左側通行であることや、ラウンドアバウトの走行方法など、日本と異なる点が多々あります。

ラウンドアバウトは、車が円形の交差点を時計回りに回り、進行方向に応じて出口を選ぶ仕組みの交差点。

また、オーストラリアは広大な国土を持ち、地域によっては長距離運転をすることも珍しくありません。特に、都市部から離れた地域では、ガソリンスタンドや休憩所が限られているため、十分な準備をしておくことが必要です。

まとめ:安心してオーストラリアで運転するために

留学中やワーホリ中に日本の運転免許証を持っていれば、条件を満たすことでオーストラリアでも車を運転することは可能です。しかし、現地でのトラブルや時間のロスを避けるためには、日本出発前に国際運転免許証を取得しておくことを強くおすすめします。オーストラリアでの留学やワーキングホリデー、旅行を充実させるために、しっかりと準備を整えて、安心して現地での生活を楽しんでください。

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