近年、日本人留学生からも注目を集め、新入生が増加しているバギオ。ハイウェイの開通によりマニラからのアクセスが格段によくなったことも理由の一つでしょう。
しかし、バギオといっても多くの日本人にはどのようなイメージの街かイマイチ分からないというのが正直なところでしょう。バギオは数ヶ月に渡る留学で選ばれることが多い都市ですが、この期間になると不便すぎたり楽しめない場所だとストレスになってしまうため、バギオの概要は知っておきたいところです。
そこで、バギオはどのような街なのか解説し、訪れたら最初に行っておきたい市内のスポットを紹介します。
1. フィリピンでは有名な観光地
バギオはフィリピン国内では避暑地として有名な観光地で、夏になると政府機関が移転するほどの有名な都市です。また市民の多くが学生と言われるほど大学などが集まる教育都市でもあります。
標高1,500mの場所にある高原都市らしく周囲が山に囲まれており、気候も年間を通じて涼しく他都市のような蒸し暑さは感じることは滅多にありません。そのため、日本の高原リゾートとして有名な長野県軽井沢と姉妹都市にもなっているほどです。
セブなど他のフィリピンの都市を訪れたことがある人がバギオを訪れるとみなさん「街が綺麗」と表現されます。緑が多い街で都市景観に優れるばかりか、他都市のような道ばたにゴミが捨てられていることも少なく明らかに雰囲気が異なっています。
これらは政府機関や富裕層の避暑地になっていることから、都市景観や治安に対する当局の規制が強く、さらに市民の意識の高さ故と言われています。
2. 便利な生活が送れる “SMシティバギオ”
SM (シューマート)とは、日本のイオンのような存在で、フィリピン全土に大型ショッピングモールを展開しています。バギオ市の中心部にも出店しており、日本と変わらない大きなショッピングモールがある街と知っておくと不安もなくなることでしょう。
食料品から日用品まで揃うスーパーマーケット、衣類など幅広く扱うデパート、各種レストランやカフェ、映画館、両替所などがあり、お馴染みのユニクロや丸亀製麺といった日本企業も出店しています。
3. おしゃれストリート “セッション・ロード”
バギオの中心部にある最も人通りが多い目抜き通り。休日になると歩行者天国になり多くの人で賑わいます。SMシティからも近く買い物ついでに気軽に立ち寄れる場所にあります。
通りの両側には異国情緒を存分に味わえるカラフルな建物が立ち並んでいるのが特徴で、様々なショップやおしゃれなカフェやレストランなどが軒を連ねています。
4. 市民の憩いの場 “バーナム・パーク”
バギオ市庁舎がある中心地にあるアメリカ人建築家バーナム氏が設計した都市公園で、人口湖や豊富な樹木、整然と整備された園路などを誇る市民の憩いの場です。
人口湖にはスワンボートのレンタルがあり、また園内を移動できるレンタサイクル(一人乗り以外にグループで乗車できるものも)もあるなど体を動かしながら楽しむことができます。
5. 市民の心の拠り所 “バギオ大聖堂”
SMシティなどがある中心地にあり、百段ほどの階段を登った高台にあるカトリック大聖堂です。1930年代に作られ、1990年の地震で損壊しましたが現在の姿に復元されました。
2つの尖塔が特徴的な大きな建物であることから、青空を背景にして非常に映えるスポットになっています。中の壮大なステンドグラスや祭壇なども一見の価値があるものになっています。
6. 暮らしをディープに知る“バギオ・シティ・マーケット”
SMシティやセッションロードがある街の中心部にある市場です。ショッピングモールとは異なるローカル感を存分に味わえることから、地元の人だけでなく観光客や留学生も多く訪れます。
野菜など食料品だけでなく衣類などの雑貨類も充実しています。特にこの地域の名産であるイチゴやコーヒーも販売されており、せっかくバギオを訪れたからには一度は口にしてみてはいかがでしょうか。
バギオ市内の観光スポットについて、いかがだったでしょうか。
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