セブ留学の際に航空券を安くするには直行便ではなく経由便を利用するという方法があります。時期によっては韓国(仁川空港)経由が安く、乗り換えも楽なのでおすすめします。
フィリピン留学の費用を抑える手段の1つとして、できるだけ安い航空券を探すという方法があります。 …
フィリピン留学の費用を抑える手段の1つとして、できるだけ安い航空券を探すという方法があります。 航空券は航空会社や時期によって金額が2倍3倍するほど価格差があります。近年ではLCC (格安航空…
しかし、時期によってはマニラ乗り換えが安いことも多く、マニラ経由を検討する方も多くいます。ですが、マニラ空港の乗り換えはいろいろと落とし穴があるのであまりおすすめできません。
セブ留学に行く際の航空券のルートは複数あり迷われる方も少なくありません。もちろん直行便が一番早く、…
セブ留学に行く際の航空券のルートは複数あり迷われる方も少なくありません。もちろん直行便が一番早く、確実なのですが特に繁忙期などは料金がかなり割高になることが多く、経由便であれば数万円安くなるというこ…
前回はセブパシフィック版をお伝えしましたが、今回はエアアジアを利用してきたので、その様子をお伝えします。
まず結論として下記のおすすめできない5つのポイントがあります。
- ターミナル3からターミナル2の移動がある
- ターミナル間の移動シャトルバスは時刻表がなくいつくるのかわからず、20−30分以上待つこともある(乗車前に荷物検査がある)
- シャトルバスは一般道に出て移動するため、マニラの酷い渋滞がある日中は30分程度はかかることがある。深夜でも15分はかかる。待ち時間のことも考えると乗り継ぎ必要時間が読みにくい
- マニラ発着便は飛行機の遅延が多い
- ターミナル2内の移動も慣れていないと結構面倒
では、具体的に乗り継ぎの様子をご紹介します。
エアアジアの国際線はマニラ空港の第3ターミナルに到着します。飛行機を降りるとこのようにTransfers(乗り継ぎ)の看板が見えてくるので、その指示通りに進んでいきます。
通路は一本道なのでそのまま進むと、検疫所(カメラ)があり熱が高い方などはここで声をかけられます。
深夜0時を過ぎていましたが、免税店などは開いていました。このあたりはさすが首都マニラ空港だなと思います。
免税店を過ぎるとすぐにImmigration(入国管理)があります。今回は深夜便ということもあり、混雑はしていませんでした。
基本的にこちらでeTravelのチェックがあり、未登録だと登録してからくるようにと言われてしまうので、必ず事前登録はするようにしてください。
Immigrationを通過すると、下に降りるエスカレーターがあり、そこでスーツケースを受け取りになります。
マニラ空港もスーツケースをベルトコンベアに載せる場所にカメラが設置されており、乗客も確認できるようになっているので雑に扱われることが減るので安心感があります。一昔前までマニラ空港は世界の最低な空港に選ばれたりしていて評判が悪かったのですが、最近は改善されてそこまで悪い評判を聞くことも少なくなってきました。
スーツケースを受け取ると次はCustoms(税関)となり、スーツケースなどのチェックがあります。ただし、特にチェックがなくスルーとなることも多いです。今回は私もスルーでした。しかし、申告しないといけないものを持っている場合は必ず申告してください。
税関を抜けるとすぐに到着ロビーなります。
ここでエアアジアの落とし穴があるんですが、国際線はターミナル3ですが、国内線はターミナル2なのでターミナル移動があります。マニラはこのターミナル移動が面倒かつ落とし穴になりえます。
ターミナル移動は無料のシャトルバスがあります。バスの乗り場は到着ロビーを出たら標識に従ってひたすら左へ進みます。
途中でローソンがありました。セブにはローソンはないのでちょっとテンションが上がりましたが、品揃えや食品のクオリティーはフィリピンスタイルなので日本のローソンとは別物と考えましょう。
さらに表示に従って進みます。
さらに進むと人気がなく、一気に殺風景な通路になるので初めての方は「ここで良いのか?」と思ってしまいますが、そのまま直進します。
しばらく進むと右側に写真のようなエリアが見えます。こちらで荷物チェックを受けて、待合エリアに入ります。
丁寧にバスのルートが書かれているので安心と思ったのですが、実際はターミナル3→4→2→1の順番でした。
バスは大型専用バスです。余談ですが、10年ほど前までは何のラッピングされていないハイエースだったので、本当にシャトルバンなのか、高額請求される偽物なのではないかとドキドキしながら乗った記憶があります笑
バスの中はこんな感じで、大型のスーツケースも含め荷物は全て車内に持ち込む形です。
バスは20−30分に1本出ているようですが、時刻表はなく次にいつくるかはよくわかりません。一応待合スペースにスタッフはいるのですが、時間を聞いてもかなり適当な返事しか返ってきません。
また、ターミナル3からターミナル2への移動は途中で一般道に出て移動します。距離も結構あり、深夜の渋滞がない場合でも15分程度となっており、これが昼間の渋滞がある時間だと30分程度はかかるのではないかと思われます(空港付近は渋滞でも有名なエリアです)。またバスの頻度も考えるとタイミングによっては1時間程度かかることもあるので、乗り継ぎ時間は多少のトラブルも織り込み4時間は見た方が良いかなと思います。
タクシーで移動もできますが、ぼったくられる可能性が高いのでおすすめしません。また配車アプリのGrabもあるのですが、料金が高いのでこれまた節約派の人にはおすすめできません。
バスを降りるとすぐにターミナルビルに続く横断歩道があり、その横断歩道を渡った右側にエスカレーターがあるので2階の出発ロビーへ向かいます。
ここでも、出発ロビーの看板などもないので慣れていない人はエスカレーターに乗らずに到着ロビーへ行ってしまい時間をロスしがちです。
エスカレーターで2階に上がると、入り口が見えてきます。
しかし、ここはエアアジア以外の入り口となっています。
Air Asiaの入り口は下記の写真の奥にある赤い看板のところになっています。
Air Asia専門の入り口かと思ったら、フィリピン航空の一部もこちらのようです笑
深夜1時は過ぎていましたが、かなりの人がいました。事前にWEBチェックインをしていたので早く入れるかと思ったら、みなさんWEBチェックインをしているようで長蛇の列に。。。ここでも予想以上に時間がとられます。
そして、荷物検査を受けて搭乗口へいくとこれまたすごい人が多く、なかなか席を探すのが大変。平日深夜でもこの混雑具合なので週末などは更に混雑していることでしょう。またこのエリアの飲食店は売店スタイルとなっており、ゆっくりできるお店がありません。時間に余裕がある場合はターミナル3のお店を利用することをおすすめします。
まとめ
上記のように、エアアジア(Air Aisa)のマニラ空港乗り換えはいろいろと面倒が多く、時間も多くかかるのでおすすめしません。
しかし、どうしてもという場合は乗り継ぎ時間を4−5時間以上確保することをおすすめします。