フィリピン留学ブログ

セブのカフェが10年で進化!スタバだけじゃない、今通いたくなるおしゃれカフェ事情

セブのカフェシーンは、この10年間で劇的な変化を遂げました。かつてはスターバックスやBoss Coffeeといった大手チェーン店がカフェ文化の最前線に立っていましたが、最近ではおしゃれで個性的なカフェが次々と登場し、そのレベルは日本でも十分に通用するほどまでに向上しています。今回は、そんなセブのカフェ事情を深掘りしていきます。

1. カフェの質が劇的に向上:韓国系カフェが火付け役に

10年前、セブでのカフェ体験といえばスタバやBoss Coffeeが最高峰で、カフェ文化自体が発展途上でした。しかし、6〜7年前から韓国系のカフェが増え始め、スタイリッシュなデザインや洗練されたメニューで地元民の心をつかみました。今では、地元のカフェもレベルを上げ、全体的な品質が飛躍的に向上しています。現在は、インテリアにもこだわったおしゃれなカフェが街中に点在しており、日本のカフェとも肩を並べるほどのクオリティのカフェも複数あります。

Oakridge Horizons Café

2. カフェラテの価格は日本とほぼ同じ?お得感は微妙

セブのカフェで提供されるカフェラテの価格は、P150〜P180(約400円〜480円)程度と、発展途上国のフィリピンのイメージとは離れており、思ったほど格安感はありません。特に人気の高いカフェでは、500円を超えることも珍しくなく、これは日本のカフェとほぼ同じ水準です。もちろん、セブの経済力の向上とともに、地元の人々もこの価格帯に対応できるようになってきています。

GOGO Cafe

3. セブのカフェ利用者の変化:外国人から地元民へ

10年前、カフェを利用していたのは主に外国人か、外国人と一緒に来店するフィリピン人、あるいは富裕層が中心でした。しかし、経済の成長とともに、現在ではセブのカフェ利用者の約8割が地元の人たちです。特に大学生が、試験シーズンになると厚い教科書を持ち込んでカフェで勉強している姿をよく見かけます。こうした光景は、セブのカフェが地元民にとっても日常的なスペースとなっている証拠です。

Civet Coffee

4. 消費税の表示に注意:内税?外税?

セブのカフェでは、消費税の扱いが店によって異なるため注意が必要です。日本では内税か外税かが明確に表示されることが一般的ですが、セブではそのような表記がほとんどなく、実際に支払う金額がメニューの表示価格と異なることもあります。気になる方はお会計の際、念のため税金が含まれているか確認するとよいでしょう。

5. Free Wifiはもう標準装備、速度も格段に向上

カフェの魅力の一つに、Free Wifiが標準で設置されている点があります。10年前までは、たとえWifiがあっても速度が遅すぎて使い物にならないこともありましたが、最近では50Mbps〜100Mbps以上の速度が出ることが多く、YouTubeなどの動画も問題なく視聴できます。勉強や仕事をするのにも最適な環境です。

Coffee Factory Red

6. 電源完備のカフェも増加:自習や仕事にぴったり

電源を自由に使えるカフェも多くなってきており、仕事や勉強をする人にとって非常に便利です。ノートパソコンやスマートフォンの充電ができるため、長時間滞在して作業することも可能です。また、日本ではマナー違反になる可能性もあるオンラインミーティングをしている人も珍しくなく、周りも特に気にする様子はありません。このあたりは文化の違いであって興味深い点でもあります。

10 Dove Street Confectionery

7. 深夜まで営業:夜型の人にも嬉しいカフェ

セブのカフェの多くは、深夜0時やそれ以降まで営業している店が多いのも特徴です。日本では午後8時頃には閉店するカフェが多いのに対して、セブでは夜遅くまで勉強や仕事に打ち込む人々の姿が見られます。夜型のライフスタイルを持つ人にとっては、こうしたカフェの長い営業時間は大変ありがたい存在です。

8. 市内のおすすめカフェ:筆者がよく仕事で利用するカフェ

1. Coffee Factory Red

    セブで人気の高いカフェCoffee Factoryが新しく出したお店。WiFiスピードも速く、深夜1時まで営業しているのもありがたい。また、電源が取れる席も多く、作業用のカウンター席もあるので仕事をするには最適な環境が整っているカフェの1つ。

      2. 10 Dove Street Confectionery

      セブに7店舗もつケーキ屋さん。コーヒーの料金は他と比べてやや高めだが、店内は白を基調として落ち着いており、WiFiスピードも速く、電源を取れる席もある。朝9時〜午後11時まで営業している。

      3. Oakridge Horizons Café

      Oakridge Business Parkの駐車場の建物の5階非常にあるカフェレストランで店内は非常に広々としており、眺めも良いかなりおすすめのお店。ネットスピードは問題ないが、電源は取れずまた作業に向いた席が少ないので仕事よりはリラックスに向いている。少しのんびりしたいという方には特におすすめのお店。

      4. Civet Coffee

      セブの中心地のITパークの中央部にあるカフェ。店内は2面がガラス張りになっており、ITパークの緑がよく見える雰囲気が居心地がとても良い。以前セブに住んでいた時はほぼ毎日通っていたカフェ。朝7時〜深夜1時まで営業しているので好きな時間にぶらっと行けるのが魅力。WiFiのスピードはあまり速くないので、この点は残念ではあるが、電源が取れる席が多くスマホをデザリングで使えば十分に仕事場として利用できる。

      5.GOGO Cafe

      セブでは珍しい日系にCafe。カフェラテがP120(約310円)と安く朝7時から午後9時まで営業しており、朝早く仕事で使いたい時によく利用している。また特製カツサンドや和食系の軽食も楽しめるのも日系ならでは。場所が大通りから奥まったところにあるので留学生にはやや使いにくいかもしれず隠れ家的なお店になっている。店内もおしゃれで評価も高いおすすめカフェ。

      まとめ

      セブのカフェ文化は、この10年間で大きく進化しました。価格帯こそ日本と大きな違いも、インテリアやメニューの質、そして利用者層の変化は目覚ましいものがあります。さらに、Wifiの普及や深夜までの営業など、利用者にとって便利な環境が整っており、今後ますますカフェの人気は高まっていくでしょう。セブに訪れる際には、ぜひお気に入りのカフェを見つけて、地元の雰囲気を感じながらリラックスしたひとときを過ごしてみてください。

      留学相談 無料 LINEで相談 無料
      上部へスクロール