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フィリピン留学中に銀行口座は開設できる?現実的な選択肢と安全な資金管理法

フィリピン留学中に現地の銀行口座を開設できるか気になる方も多いでしょう。特に、半年など長期留学となると現地生活費管理などを考えた場合口座があれば便利です。しかし、フィリピンの法律や手続きにはいくつかのハードルがあります。今回は、フィリピン留学中に銀行口座を開設できるのか、そして現実的な資金管理の方法について解説します。

銀行口座開設にはACR-Iカードが必要

結論から言うと“銀行口座開設は現実的ではない”となります。

観光ビザで3ヶ月以上滞在する場合、外国人はACR-Iカード(外国人登録証明書)の取得が必須となります。このカードがあれば、フィリピンの多くの銀行で口座開設が可能になります。しかし、ACR-Iカードは申請してから手元に届くまでに数ヶ月かかる場合が多く、留学中に届かないこともあります。また、そもそもカードが届かないケースもあり、実際には役所のデータベース上で登録されているのみということもあります。

そのため、半年以内の滞在の場合、留学中に銀行口座を開設するのは現実的には難しいと考えた方が良いでしょう。

安全な資金管理方法

1. 現金を持参する場合の注意点

留学中、現金を持ってくる場合は、まとまった金額を持ち歩かずに、学校の備え付けの金庫鍵付きのスーツケースに保管することをおすすめします。フィリピンでは、金銭の管理には慎重を期す必要があるため、盗難などのリスクを最小限に抑える工夫が大切です。

2. クレジットカードでのキャッシング

フィリピンには多くのATMがあり、PlusCirrusのマークがあるクレジットカードを使えば、フィリピンのATMでキャッシングが可能です。この方法を使えば、日本の銀行口座から引き落とされる形で現金を引き出せます。手数料は発生しますが、必要な分だけをその都度引き出すことができるため、安全性が高い方法です。

まとめ

フィリピン留学中に銀行口座を開設するには、ACR-Iカードが必要であり、短期滞在中にそのカードが届く可能性は低いため、現実的には口座開設は難しい場合が多いです。しかし、現金を安全に管理する方法や、クレジットカードでのキャッシングを活用することで、安全に資金管理を行うことができます。フィリピンでの留学生活をスムーズに送るために、これらの方法を活用してみてください。

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