フィリピン留学ブログ

セブ留学で学びを超えて!現地でできるボランティア活動4選

はじめに

セブ留学といえば、英語力の向上が一番の目的ですが、留学の意義はそれだけではありません。現地でまとまった期間を過ごすことで、フィリピンの文化や人々と触れ合い、視野が広がるという経験は、人生において大きな意味を持つものです。その中で、貧困問題といった社会課題にも触れる機会が多く、フィリピンでのボランティア活動に関心を持つ留学生が増えています。

セブには、日本人が立ち上げたボランティア団体があり、留学中に活動に参加できるプログラムも数多く存在します。ボランティア活動を通じて、現地の社会問題に向き合い、貧困層への支援や教育活動に貢献することは、フィリピン留学をより充実させる素晴らしい機会です。

今回は、セブ留学中に参加できる日本人が運営するボランティア団体を4つご紹介し、各団体の特徴や活動内容、そして参加可能なプログラムについて詳しく見ていきます。

1. CEC

活動内容
CEC(Community Enhancement for Children)は環境問題や貧困緩和に焦点を当て、コミュニティ全体の発展に取り組んでいます。セブでの活動は最貧困層に向けて炊き出しや物資の提供など、生活支援にも力を入れています。。現地のスラムエリアに赴き、食べ物や日用品を提供することで、少しでも彼らの生活を支えることを目指しています。

この活動は、貧困層の実情を肌で感じることができ、留学生にとっては現地のリアルな生活環境を理解する貴重な機会となります。日常的な支援を通じて、貧困問題の解決に向けた第一歩として非常に意義深い経験が得られるでしょう。

留学生向けプログラム
CECでは、短期間の留学中でも参加可能なボランティアプログラムを提供しており、英語が不安な方でもサポート体制が整っています。週末にも活動を行っており、現地の人々との交流も楽しめるため、留学中にフィリピンの文化に深く触れることができます。

2. CLPC

活動内容
CLPC(Children’s Livelihood and Protection Center)は、主に貧困層の子供たちに「食事」「教育」「職」を提供することを目的として活動しています。特に、スラム地区で生活する子どもたちが直面している日々の生活問題に焦点を当て、子どもたちに対する生活環境の改善支援を行っています。

留学生向けプログラム
CLPCは、留学生が子どもたちと交流しながら、炊き出しや物資支援などを通じて、子どもたちの成長を見守るだけでなく、留学生自身も教えることで学びを得ることができます。週末のみの参加できるプログラムもあります。

3. Seventh Spirit

活動内容
Seventh Spiritは、楽器を教え、オーケストラの活動を通じて貧困層の子どもたちに自立の道を提供する教育系のボランティア団体です。子どもたちが音楽を学び、演奏活動を行うことで、学校への進学や奨学金を得る機会が提供されています。

この団体は、フィリピン国内でも高く評価されており、音楽を通じて子どもたちが将来の道を切り開くためのサポートを行っています。音楽を通じた教育活動は、単に技術を教えるだけでなく、自己表現や自信を育む場としても大きな役割を果たしています。

留学生向けプログラム
楽器が得意な方や音楽に興味がある方は、Seventh Spiritで子どもたちに楽器を教えたり、演奏のサポートをすることが可能です。音楽の経験がなくても、イベントの手伝いや子どもたちとの交流を通じて、貢献できる場が用意されています。

4. DAREDEMO HERO

活動内容
DAREDEMO HEROは、教育支援を通じて貧困問題の根本的解決を目指す団体です。貧困層の家庭では、教育に必要な資金がないため、子どもたちが学校に行けないという問題が頻繁に起こります。この団体は、子どもたちの生活面から教育面までを細かくサポートし、将来のリーダーとして社会貢献できるような人材の育成を目指しています。

留学生向けプログラム
DAREDEMO HEROでは、教育支援に興味がある留学生向けに、現地の子どもたちに対して英語や基礎的な教育を行うボランティアプログラムを提供しています。ただし、今現在はスタディーツアーなどは限定されており、一般の受け入れは行っていません。

セブのボランティアが抱える問題

セブでのボランティア活動には、多くの意義がありますが、いくつかの課題も抱えています。例えば、言語の壁は大きな問題の一つです。現地のフィリピン人が運営する団体では、活動の内容を英語で理解する必要があるため、語学力が十分でないと、活動内容の詳細を把握しにくいことがあります。

また、ボランティア団体の多くは、限られた資金とリソースで活動しているため、十分な支援が行き届かない場合もあります。これに対して、留学生の参加は非常に大きな力となり、団体の活動を支える上で重要な役割を果たすことが期待されています。

まとめ

セブ留学を通じて、英語を学ぶだけでなく、現地の社会問題に触れながら、ボランティア活動に参加することは非常に意義深い経験です。今回紹介した4つのボランティア団体は、いずれもフィリピンの貧困問題に対して積極的に取り組んでおり、留学生も参加できるプログラムを提供しています。

現地の人々との交流を通じて、自分自身の成長や社会貢献の意識を深めるとともに、フィリピン社会に対してポジティブな影響を与えることができるでしょう。セブ留学中に、ぜひこれらのボランティア活動を検討してみてください。

留学+ボランティアの組み合わせのプログラムの提供も行なっていますので、ご興味のある方はお気軽にご相談ください。

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