基本的にバギオの学校に入学する際は、マニラ空港へ到着してそこから学校の車でバギオへ向かう形となります。最近は成田空港からクラーク空港へ直行便も就航したことによりクラーク空港からバギオへ向かう学生さんも増えてきてはいますが、まだまだマニラ空港を利用する方が圧倒的に多いです。
今回、学校のご厚意でマニラ空港からのピックアップに乗車させてもらうことができたのでレポートします。また、マニラ空港での待ち時間に役立つ情報もあります。
なお、バギオの学校のピックアップについては別ページに基本情報をまとめているのでご参照ください。
フィリピン留学はセブだけじゃない!近年ではようやく日本人留学生からもバギオの学校が注目を浴びており…
フィリピン留学はセブだけじゃない!近年ではようやく日本人留学生からもバギオの学校が注目を浴びており、既に多くの学生が訪れています。 バギオは国際線が就航するマニラ空港から約250km、クラーク…
今回は日本からセブパシフィック航空を利用したので第3ターミナルに到着しました。そして昼間にマニラ市内で他の仕事があったので、ピックアップは夜の一番遅い便(深夜1時の便)を予約していました。
早く着いたら荷物を預けてマニラ観光もできる
通常、マニラ空港に到着したら、諸手続きを終えて、そのままピックアップ場所に向かうことになります。
今回はマニラ市内で仕事があったので、スーツケースを空港の荷物預かりサービスに預けることにしました。ピックアップまで時間がある場合、荷物を預けて身軽に行動することができますね。
飛行機を降りてスーツケースを受け取り外に出たら、右端まで進むと上の写真の場所につきます。この階段の裏側に荷物預かりの場所があります(右端の青い看板)。かなり分かりにくいので注意してください。
こちらが荷物預かり所となります。こちらは24時間営業なのでいつでも利用できて便利です。
料金は下記の通りです。
利用時間 | 小型荷物 | 大型荷物(スーツケースなど) |
3時間以内 | 150ペソ/個 | 200ペソ/個 |
3時間~24時間 | 300ペソ/個 | 350ペソ/個 |
荷物を預けると番号が書かれた引き換え証がもらえるので、そちらを無くさないように保管します。今回は384番でした。
荷物を預けるのは、マニラや海外旅行に慣れた人以外にはおすすめはできませんが、リピーターの方などでマニラ観光をしたいというような人がいた場合はこの方法でピックアップ前にマニラの街に行くこともできます。
緊急連絡先は日本語対応
空港に戻ってきてピックアップまで時間を潰していたら、学校の緊急連絡先LINEから連絡があり「韓国からの飛行機が遅延をしており、集合時間が遅れます」と日本語で連絡がありました。この空港ピックアップは事前に緊急連絡LINEで日本人担当者と繋がることができるので、飛行機が遅延した、乗り遅れたという時や、マニラ空港の待ち合わせ場所でスタッフが見つからないという場合は気軽に連絡が着くので安心です。
ちなみに、空港内はフリーWIFIがあるので事前にプリペイドSIMを買う必要もありません。(写真はイメージです)
集合場所に移動しよう
集合場所は空港の建物を出たところです。建物を出ると目の前に大きな柱が並んでおりそこにBAY1、BAY2、BAY3というようにナンバーが振られているのが目に入ります。待ち合わせ場所はあらかじめ学校からもらえる空港ピックアップ詳細にある該当のナンバーの柱の場所になります。かなり目立つので迷うことはまずありません。
空港で両替とSIMの購入は必要?
基本的には必要ありません。両替は月曜日に新入生全員と学校スタッフが近くのレートの良い両替所に連れて行ってくれて、そこで両替をすることになります。空港内の両替所はレートが悪いので、もし下記に紹介する休憩所で軽食や飲み物を購入したい場合は1,000円程度空港で両替するのが良いですね。
また、プリペイドSIMについても学校付近のショッピングモールで簡単に購入できるので空港で購入する必要はありません。
学校スタッフと合流
集合場所には学校のスタッフが写真のようなボードをもって待機してくれていました。スタッフは基本的にフィリピン人となり英語対応ですが、学生さんの名前のリストを持っているので名前を伝えるだけでわかるので英語ができない形でもご安心を。
見つからない場合は上記の緊急連絡先LINEで連絡ができるので焦らず連絡してください。
バンはワンボックスカー
今回のピックアップの学生さんが集まったら駐車場に泊まっているバンまで皆で移動します。駐車場は徒歩1−2分くらいの近いところにあります。
バギオまでは約4−5時間
マニラ空港からバギオまでは車で約4−5時間となります。今回は夜間の移動だったのですが、日中の場合はマニラ市内の渋滞にはまることがあるため、更に1時間程度多くかかることがあるとのこと。
大都市マニラの夜景を眺めながら走ると、田畑の多い郊外に出ます。整備されたハイウェイは快走路です。
水とお菓子がもらえた
途中で喉が渇いたり、小腹が空くこともあるので車内で水とお菓子がもらえます。これは結構ありがたいサービスでした。
車内は結構揺れるので(そのせいで写真もブレブレに笑)車酔いする人は酔い止めを持ってくることをおすすめします。
15分程度の小休憩がある
出発して3時間ほど走るとすると、平野が終わり高原都市バギオのふもとにたどり着きます。
そこで軽食が食べられるドライブインに止まりました。ドライバーもかなり疲れているのではと思い聞いていたのですが、毎週やっているのですっかり慣れたとのこと。またコロナの間は当然ピックアップの仕事は無くなりましたが、学校側いろいろと仕事を作ってくれて雇用をキープし続けてくれたので本当に助かったとのこと。さすがバギオはBASAという協会を作りバギオ市とも良い関係を作るなど地元への貢献にも積極的と聞いていましたが、こういうところでもその力を発揮していたようです。
こちらではソフトドリンクやシェークも買えます。今回はアボカドシェークをオーダーしました。200円程度でした。
もちろん、トイレにも行くことをおすすめします。
バギオの早朝は肌寒い
山の麓のドライブインまでは南国フィリピンのイメージそのものですが、そこから山道を登っていくと気温がどんどん下がっていくことに気が付きます。ようやくバギオの学校に着いて、車外に出た瞬間は肌寒いと感じます。今回は午前6時少し前に着きましたが気温が15度位しかなく、周りを見渡してみると霧がでていました。その時はTシャツしか着ていなかったのでパーカーなど長袖が欲しくなりました。
ただ、バギオも日中はTシャツだけでも問題ありません。朝晩の寒暖の差が結構ありますので、風邪を引かぬように温度調節しやすい洋服が必須になります。
できればもう少し早い時間に到着がおすすめ
もちろん今回僕が使った最終便でも問題ないですし、韓国からの便は深夜便が多いので多くの学生さんが利用します。しかし、マニラ空港から学校までの移動中は、車内が揺れることもあり、熟睡するのは難しいです。その状況のなか早朝到着で、2~3時間後にはオリエンテーション、レベルチェックテストという流れになるため、かなり疲労感を覚える1日になることでしょう。
若い方であれば乗り切るのは容易いかもしれませんが、無理したくない、レベルチェックテストで実力を最大限発揮したい方は、もう少し早く早く到着できる予定を立てられることをおすすめします。私は学生でないので、その日は昼近くまで寝てしまいましたが 笑
まとめ
全体の感想としては、緊急連絡先もあるし、スタッフさんはとてもフレンドリーなので初めての海外の方でも問題なくバギオに到着できます。しかし、4~5時間という長時間の移動になり疲れは溜まるので、特に中高年の学生さんは早い時間の便をおすすめします。