フィリピン留学中に現地の友達を作りたいと思っている学生さんは少なくありません。フィリピン人と友達になることは、英語力を伸ばすだけでなく、異文化理解を深める絶好の機会です。では、フィリピン人と友達になるにはどんな場所や方法が効果的でしょうか？今回は、フィリピン留学中にフィリピン人の友達を作るためのヒントをお伝えします。
1. 学校での友達作り
フィリピンの語学学校では、マンツーマンの授業が一般的です。マンツーマンは毎日同じ先生と話すことになるので、親しくなりやすいです。特にフィリピンの先生たちは欧米留学と比べ若い先生が多く、年齢が近いことからも自然に友達のようになれるケースも多いです。授業中はもちろん、学校によっては放課後にカフェで雑談をしたり、休日に一緒に出かけることもできます。
2. 街中での出会い
フィリピン人は非常にフレンドリーで、あまり人見知りをしない国民性です。街中で気軽に声をかければ、友達になるチャンスがたくさんあります。例えば、カフェやレストランで隣の席の人に話しかけたり、観光地で地元の人に道を尋ねたりするだけで、自然と会話が始まります。もちろん、ある程度の英語力は必要ですが、日本と比べてそのハードルは格段に低いです。
3. ボランティアやコミュニティ活動に参加する
フィリピンでは、地域社会が非常に活発で、さまざまなボランティア活動やコミュニティイベントが開催されています。これらの活動に参加することで、現地の人々と自然に親しくなることができます。特に、教育や環境保護、貧困支援などのボランティア活動は、フィリピンの社会問題を理解する良い機会でもあり、現地の人々と深い絆を築くチャンスです。
私も現地のNGOが主催するボランティア活動に参加しました。スラム街の子供たちに日本語を教えたり、炊き出しをする活動を通じて、現地の子どもや学生や若者と友達になることができました。彼らと一緒に活動する中で、フィリピン社会の現実を学びつつ、友達としての絆も深めることができました。
4. スポーツや趣味を通じた交流
フィリピン人はスポーツや音楽、ダンスなどのアクティビティが大好きです。特にバスケットボールは国民的なスポーツであり、地元のコートで試合を観戦したり、自分でもプレーに参加することで、フィリピン人と自然に打ち解けることができます。また、フィリピンでは音楽も非常に人気があり、カラオケやバンド演奏を通じて友達を作るのも良い方法です。
留学中に先生達と一緒に参加した地元のバスケットボールの試合を通じて多くのフィリピン人と親しくなったなんて話もちょこちょこ聞きます。スポーツなどを通しての交流は言葉の壁を越えて共通の趣味を楽しむことができ、距離を縮めやすいという特徴があります。さらに、フィリピンではカラオケパーティーも盛んで、音楽を通じて地元の人と交流することも可能です。
5. 地元のイベントに参加する
フィリピンには、独自の文化や伝統が色濃く残っており、さまざまなイベントやフェスティバルが年間を通じて開催されています。こうしたイベントに積極的に参加することで、現地の人々と触れ合い、友達になるチャンスが広がります。特に、有名なフェスティバルや地域ごとのイベントは、フィリピン文化を体験する絶好の機会です。
例えばセブではシヌログ・フェスティバル（Sinulog Festival）という大きなお祭りがあり、現地の人々と一緒にパレードを楽しむことができます。先生やスタッフを含む多くの地元の人が参加するので、これを機会に友達を作ることもできます。また、フィリピン独自のクリスマスイベントも数多くあるので、そう言ったイベントを介しても温かい雰囲気の中で多くの人々と交流を深めることも可能です。こうしたイベントに参加することで、フィリピンの文化に深く理解しつつ、友達を作ることができます。
まとめ
フィリピン留学中にフィリピン人の友達を作るのは、自分から行動すれば実はそれほど難しいことではありません。フィリピン人は非常にフレンドリーでオープンな性格を持っているため、少しの勇気を出して話しかけるだけで、素晴らしい友達関係が築ける可能性があります。学校でのマンツーマン授業や街中での交流、ボランティア活動や趣味を通じた出会いなど、さまざまな方法でフィリピン人の友達を作ることができます。
フィリピンでの留学生活をより充実したものにするためにも、積極的に現地の人々と交流し、友達を作ることもお勧めします。
