ご夫婦やカップルでフィリピン留学される方もいらっしゃって、「留学後に一緒に世界一周旅行に出かける」とか「老後は一緒に海外に出かけたい」と素敵な夢を語られることが多いですね。
そのような素敵なお二人の希望としてご相談頂くのが「二人一緒のお部屋で生活できないか?」というものがあります。
フィリピン留学は学生寮での生活となりますが、お部屋は男女で分かれており、異性が同じ部屋になることは原則ありません。それでは、ご夫婦やカップルが同じ部屋で生活したい場合も、別々のお部屋になってしまうのでしょうか?
この記事ではフィリピン留学における男女一緒のお部屋で生活することのルールについて解説します。
1. 男女一緒のお部屋での生活は許可されていない
ほとんどの学校ではトラブル防止や風紀維持の観点から、男女の部屋は別々になっており、学校によっては建物のフロアまで分けているほどの徹底ぶりです。このため、男女一緒に生活できるお部屋を準備してくれる学校は少なく、それだけ選択肢が狭まってしまうことになります。
2. 家族関係があれば一緒のお部屋が許可されることも
ご夫婦や親子といった家族関係があれば、異性でも同じお部屋での生活を認めている学校もあります。
ただし、男女同室の場合は、他の学生と一緒になるお部屋は選べませんから、家族の人数と同じ定員のお部屋のみ選択できます (ご夫婦だと2人部屋のみ)。また、学校によってはファミリールームという家族利用専用のお部屋を準備していることがあります。
なお、家族関係は戸籍謄本などで証明する必要はありません。基本的にご夫婦であること、親子であることを伝えて申し込みすればOKです。ただし、学校にとってはイレギュラーな対応になるため、誓約書等の書類提出を求められる場合があります。
3. ホテルやコンドミニアムなどの外部寮は許可される可能性も
フィリピン留学では、下記の2種類の学生寮があります。
- 内部寮
キャンパスの敷地内にあったり近所にある通常の学生寮で、学校が建物すべてを管理していることが多いです。 - 外部寮
一般のホテルやコンドミニアムの一部の部屋を借りる形の学生寮で、校則以外にホテルやコンドミニアムのルールに従う必要があります。
内部寮がメインとなりますが、ホテル生活に比べると門限などの規則が厳しいのが特徴です。一方、外部寮は門限や飲酒規制がないなど規則が緩いことが多く、こちらであれば男女での同室滞在が許可される可能性も高くなります。
4. まわりに配慮して生活しよう
男女同室での生活が許可された場合においても、男女で生活するが故の周囲への配慮は必要です。
30代以上のご夫婦であれば、特にまわりと軋轢を起こすことは考えにくいのですが、若い二人ですと周りへの配慮が足りない生活を送ったことで、周囲からあらぬ誤解を受けたり、不快な感情にしてしまいトラブルに発展した事例があります。語学学校は毎日同じ人達と顔を合わす狭い社会ですので、二人だけの世界に入って生活を送ってしまうと気づくと居心地が悪い環境になってしまうかもしれません。
フィリピン留学における男女一緒のお部屋事情についていかがだったでしょうか。
ご夫婦やカップルでのお部屋は、お気軽にご相談ください。学校によって対応が異なるため、まずは学校にしっかり確認をお取りいたします。成果が上がる留学では、どこよりも詳しい最新情報をもとにプロの目線から失敗のない留学プランをご提案します。どんな質問や相談でも構いません。お気軽にお問い合わせください。