フィリピン留学ブログ

フィリピン留学で友達できない…。“ぼっち”にならないための友達づくり必勝法

海外に限らず、新しい環境に飛び込む際に「友達ができるのか不安」「一人ぼっちになったら嫌だ」と不安になる人は多いことでしょう。

まったく見知らぬ場所で一人ぼっちになることへの不安はとてもよく分かります。しかし、留学で作った人間関係は、留学中に遊んだり助け合ったりする仲間なだけでなく、帰国後も末永く続くことが多いのが特徴です。

  • 今でもみんなで定期的に集まっている
  • ルームメイトだった外国人の家に遊びに行った
  • 留学中に知り合った人と帰国後に付き合うことになった
  • 卒業後にフィリピン人の先生と結婚した

このような人間関係になることは決して珍しいことではありません。この記事では、フィリピン留学・セブ留学におけるリアルな友達づくりの現状をご紹介し、一人ぼっちになることを避ける方法を解説します。友達づくりがちょっと苦手という方、年齢が高いから友達は期待してないという方でも、充実した人間関係を構築する方法がありますので、ぜひ参考にしてください。

友達をつくりやすい3つのチャンス

1.最大のチャンスは入学日にある

フィリピン留学で一番仲良くなりやすいのは“バッチメイト”です。バッチメイトとは同じ日に入学した同期のことを差します。

多くの学校では土曜もしくは日曜に現地入りし、月曜日の朝からスケジュールが開始されます。

  1. 朝食
  2. オリエンテーション
  3. レベルチェックテスト
  4. 昼食
  5. 日用品購入や両替のためショッピングセンターへ
  6. 入学手続きや教科書の購入
  7. 夕食

※上記は一例で学校によりスケジュールは異なります。

特に午前のオリエンテーションで新入生同士の交流が始まり、ここで仲良くなると昼食も一緒にとることになりやすいですし、午後のショッピングセンターでも一緒に行動する可能性は高まります。その後の行動を共にする関係性になりやすいのがこの初日なのです。

たまたま隣に座っていたというのが会話のきっかけになります。いきなり、外国人の新入生に話しかけるのは難易度が高いという方は、まずは日本人に話しかけてみるとよいでしょう。

「どれくらい留学されるのですか?」
「どのコースを取っているのですか?」
「英語は得意なのですか?」

など、簡単な質問 (しかも留学という共通話題)でいいのです。この時は会話が続かなくても、一度でも会話をしたことがあれば、後々話しかけやすい (話しかけられやすい) 関係になるはずです。

入学初日にできた繋がりは留学期間を通じての友達関係のベースになります。何より興味深いのは「日本ではまず交流が起こらないような者同士でも仲良くなる」という点です。これは留学の醍醐味の一つと言えるでしょう。

年の差を気にしない

30歳以上の方に多いのですが、周囲より年齢が高いことを理由にしてコミュニケーションに臆病になってしまう人がいます。留学時において年齢は関係なく、日本人同士という共通要素だけの年の差グループはよくいます。

キャラクターの違いは関係ない

バッチメイトになった上品なご婦人とギャル風の女の子がいつも一緒に行動したり、初老の男性と大学生が親子のようにしているなど、日本では交わることがないキャラクターがまったく異なる人同士が仲良くなるということはよくあることです。

2.ルームメイトも友達になりやすい

ルームメイトがいるお部屋であれば友達関係になるのは容易です。人を寄せ付けない態度でもない限りはコミュニケーションは必ず生まれます。

ルームメイトが先に入学した学生の場合は、生活に慣れるまで色々と教えてもらうことは多いはずです。また就寝時間やシャワーの順番など部屋独自のルールを決めるために会話する機会も多くなります。

特に外国人ルームメイトがいる場合は、英語を使うチャンスにもなります。みなさん英語学習者なので、英語力がないことを恥ずかしがる必要はありません。簡単な英語でOKです。

3.グループ授業でクラスメイトと仲良くなる

顔を合わせる機会も多いメンバーになりますし、レッスンの一環でコミュニケーションをとることになります。また、グループでの課題を与えられることがあれば、放課後に一緒に課題を行うこともあります。また、同じレッスンを受けているために共通の話題もあるので、「今日の課題は理解できました?」など話しやすい関係と言えます。

長期留学生は友達が先に卒業してしまう

フィリピン留学の平均的な留学期間は3ヶ月前後となるため、それを超える長期留学の学生は、友達になった人たちが先に卒業してしまうということが起こります。バッチメイトとしか付き合いがない&1人部屋のために新しい出会いもない…という人は充実した毎日から一転一人ぼっちになってしまうことも。

こうなる前に常に人間関係を広めておくのが一番なのですが、なってしまったものは仕方がないですよね。途中からでも友達づくりはまだまだ可能です。

1.学校主催のアクティビティに参加しよう

ほとんどの学校で定期的にアクティビティが開催されます。ツアーやボランティア、バーベキュー、時期によってはハロウィンやクリスマスパーティなど様々なものがあります。

「1人で参加するのは…」と消極的になってしまうかもしれませんが、学校は学生間の交流促進を目的にアクティビティを実施しているため、新しく友達を作るにはうってつけの環境です。また、自分と同じように新しい友達を作りたいと思っている学生も参加してくるので、積極的に参加してみてください。

2.誘いがあったらまず参加してみよう

留学中は顔見知り程度の関係の人から、「みんなでご飯食べに行くけど、一緒にどう?」と誘われたり、「ツアー参加者探しているんですけど、行きます?」と誘われることがあります。日本ではお互いに誘い合うようなことがないキャラクター違いでも、日本人同士ということで声をかけたくなるものです。

誘われた時はそれほど気が進まなかったが、行ってみたら楽しかったという経験は誰しもがあるのではないでしょうか。

これはフィリピン・マジックと呼ばれるポイントでもあるのですが、日本であれば「趣味じゃない」「年甲斐もない」と感じてしまいあまり楽しくない行為であっても、フィリピンの独特な明るく開放的な雰囲気により、参加者みなさんのテンションが上がるということがあります。人前でダンスをするなんて恥ずかしくてやったことがない人が、フィリピン人と踊っているということも起きるのです!その勢いでとった行為に、翌日から気軽に話しかけてもらえる印象を持たれることも多いのです。

友達が欲しいと思っている時ほど、気が乗らない誘いだったとしても、一歩踏み出してみてください。予想を超える楽しい経験が待っています。

3.先生と遊びにいってみよう

放課後にフィリピン人の先生たちとご飯に行ったり、週末にお出かけするということもあります。先生と一緒であれば、英語を積極的に使うチャンスになりますし、教室では習わないような英語表現も身につくことがあり、学習効果も高いものになります。また、現地の人がいないと行きづらいローカルスポットに連れていってもらうこともでき、見聞を広める上でも素晴らしい経験ができます。

フィリピン人の先生たちの明るさやフレンドリーさは、日本人のイメージを凌駕してくるほどですので、必ず楽しい時間になることは間違いないことでしょう。

ただし、先生や外国人留学生と1対1で出かけるとなると、不安も大きくなります。そこで、友達を誘ってグループで出かけることも多く、この場で他の留学生との交流チャンスも生まれます。

※学校によってはプライベートで講師と外出することを禁止している場合がありますので、学校規則を遵守して許可された範囲で交流を行ってください。

4.外国人とも気軽に行動しよう

ルームメイトやクラスメイトが外国人学生であったり、そのような人たちと繋がりがある友達から、「一緒に出かけないか」と誘われることもあるでしょう。臆病にならずに積極的に出かけてください。相手の外国人学生も日本人と友達になりたがっていることはよくあることです。

英語力に自信がなくても翻訳アプリで大丈夫

外国人学生と一緒に遊びに行くことに誘われても、英語力への自信のなさから躊躇してしまうかもしれません。そのような場合は翻訳アプリの助けを借りても何も問題はありません。

「英語を学びに来ているのに翻訳アプリを使うのは気が引ける」と考えてしまうかもしれませんが、ここで大事なことは異文化交流をすることです。もちろん、自分でできる範囲では英語を用い、自分ではどうにもできない範囲をアプリに頼る形でも十分な交流はできます。自分の英語が伝われば自信になりますし、伝わらなければ勉強しなければならないポイントが見えてきます。そして何より学習モチベーションに繋がるだけですので悩むことなく活用してください。

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留学を台無しにする悪友にはNo!

残念なことに、非日常的な海外での開放感から日本ではやらないような行為や振る舞いをしてしまう人もいます。そのような人と同じ日本人ということで容易に繋がりを持ってしまうこともある点は注意が必要です。ここでフィリピン留学で起こったエピソードを紹介しましょう。

大麻で集団退学

一人の学生がナイトクラブで大麻を入手し、いつも一緒に行動していたバッチメイトたちにも勧めた。好奇心からみんなで吸引するようになったが、他の学生が目撃し学校に報告。関係者全員が即日退学処分となった。

金銭目当てに学校を脅迫

あるグループが学校の校則が厳しくなったことを理由に学校に金銭を要求。学校側が毅然とした態度を取り続けたことで収束したが、実は学校は警察への告訴も検討していた。

これらのエピソードのポイントは、たまたま仲良くなった一人の悪い友達の誘いで犯罪行為に手を出したり、迷惑行為に加担してしまった学生がいることです。海外での友達関係は結束が強くなりがちですが、悪友に流されるようでは退学処分や警察沙汰といった形で留学を終えることになります。友達を作るチャンスはたくさんあるので、悪友にはNo!を突きつけ距離を置くようにしましょう。

“旅の恥はかき捨て”のメンタリティーが大事

自分から動かなければ人間関係が構築できないような新しい環境で、それをためらってしまう原因は、

「変な人と思われたらどうしよう」
「自分と合わない人だったらどうしよう」

と起こってもないことにネガティブな想像を膨らませるためです。ここで一つ重要なことを覚えておいてください。

留学は“旅の恥は掻き捨て”のメンタリティが大事であること

旅の恥は掻き捨て(読み)タビノハジハカキステ
旅先では知っている人もいないから、どんなに恥ずかしいことをしてもその場限りのものである。

デジタル大辞泉

この言葉は否定的な意味で使われることがありますが、ポジティブな意味として実践するのであれば金言とも呼べる言葉です。

まわりの人は留学前のあなたのことなど何も知らないですし、卒業すると一生会わない人たちかもしれません。ここで、恥をかこうが失うものなど何もないのです。学校では「いろんな人と繋がろうとし、たどたどしい英語でも積極的に口に出し、間違うことを気にしない」という留学生を見かけることがあります。まさに“旅の恥はかき捨て”のこの留学生こそ、本当の意味での優等生なのではないでしょうか?

それに、あなた自身が入学日に不安いっぱいの気持ちで座っていた時に、隣の人から話しかけれたら嫌な気持ちになるでしょうか?むしろ、会話できたことに安堵の表情を浮かべるのはないでしょうか。その感情はみなさん同じです。

楽しい留学生活を実現するためにも、“旅の恥はかき捨て”のメンタリティーで、まわりの人に話しかけてみてください。予想以上に話が弾むと思いますよ。


フィリピン留学における友達づくりについていかがだったでしょうか。

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