留学の実現に向けてエージェントを探していても、どれも良さげなエージェントに見えてしまうかもしれません。様々な業者の広告やWEBページを見ても、どこも誠実そうで、詳しい情報を持っているように思えます。
しかし、一方で留学エージェントに対して不信感や警戒心を持っている人もいるのではないでしょうか。残念ながら、これまでも業界の信用を落とす業者が存在していたのも事実です
この記事では、フィリピン留学黎明期から関わってきた業界歴15年以上のプロカウンセラーが、信頼できる優良エージェントの見分け方を教えます。
1. 強引なセールスをしない
留学エージェントは、学校の申込み契約をとればとっただけ利益が上がる仕事とお考えください。つまり、カウンセリングや手配、サポートといった業務もありますが、営業や販売という側面も強い仕事です。このため、残念ながら強引なセールスを行う業者も存在しています。
- WEBから問い合わせしたら、すぐに電話がかかってきて長時間電話を切らせてくれなかった。
- カウンセリングのためにオフィスに行ったら帰らせてくれず契約を迫られた。
- しつこく何度もメールやLINEのメッセージが送られてくる。
大手エージェントでも耳にする話で、知名度がある会社だから安心ということは一切ありません。最近世間を騒がせたBIG MOTERも中古車販売最大手でしたが、実態はノルマに追われて無理に契約をとろうとした結果、あのような数々の不祥事を起こしていました。これと同じくノルマに追われて無茶する留学カウンセラーは珍しい存在ではありません。
本当に信頼できるエージェントは、お客さんの立場を顧みないセールスは行わず、必要なサポートや情報提供を必要なタイミングで行います。そして、質の高い情報提供やカウンセリングによって信頼を勝ち得た結果、契約を頂けると考えている職人肌のカウンセラーが多いです。
もし、問い合わせをしたり、カウンセリングをお願いして「強引だな」「しつこいな」と思ったら、その後気持ちのよいサポートを受けることはできないと思って、別のエージェントを探すことをオススメします。
2. 見えにくいところで割高になる支払いを求めてこない
フィリピン留学のエージェントでは、サポート料無料を謳っているところが多いのですが、実は見えづらいところで手数料や割高な支払いを求めてくる業者も存在しています。
例えば、エージェントが独自に定める返金規約は代表例と言えるでしょう。通常、留学をキャンセルした場合は、学校が定める返金規約にもとづいて返金額が算出され、お金はエージェントを通じて学生の銀行口座に振り込まれます。
この時に、エージェントが独自に定めた返金規約により、さらに返金額が減ってしまうことがあります。エージェントが自ら行ったサービスの見返りとしてキャンセル料を求めること自体は商慣例から一般的な行為ですが、キャンセルしても一切返金なしという極端な規約を定めており、それを寝耳に水で聞かされてトラブルになるケースもあります。
そのため、契約する前には、必ず学校とエージェントの両方の返金規約に目を通し、納得できる内容か確認するようにしてください。お金に関する話にも関わらず曖昧な回答しかない場合は誠実ではありません。
他にも、米ドルの学費を日本円換算する際に用いる為替レートがあまりにも学生にとって不利な場合、航空券や海外旅行保険の手配をエージェントを通じる形でしか購入できな縛りがある場合、クレジットカードを利用すると追加料金がかかる場合など、見えづらいところで割高な費用を求めてくる業者もあります。
留学は大きなお金が動くサービスですので、良質なエージェントであれば何よりも信頼関係を大事にします。そのため、表立って知らされていない費用を後から突然請求したりするようなことはありません。
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留学費用を抑えるには、カウンセリング料や入学手続き代行手数料などのサポート料が必要ない“無料エージェント”を利用するのは必須ポイントと言えるでしょう。 派手に広告などを出している留学エージェン…
3. セブ以外の情報も豊富に持っている
世界中の国々の留学を扱うエージェントですと、どうしてもすべての国の情報に精通するのは難しいです。フィリピン留学においても同様で、どこまで詳しい専門的な知識を持っているかはエージェントによって異なります。
フィリピン留学においては、一番人気のセブを扱わないエージェントはないといっても過言ではありません。言い換えると、詳しいエージェントも、詳しくないエージェントもセブの学校は必ず紹介できるわけです。
そのため、セブの話しかできないエージェントも存在しています。
- フィリピン留学に本腰を入れていない
エージェントによって強みとしている国は異なるため、フィリピン留学は得意でないことも。セブ以外でもっと希望条件に合う学校があっても知らないためベストな提案ができず、さらには担当者がフィリピンに行ったことがない場合も。 - エージェントが売りたい学校が決まっている
報酬が高いなどの理由で売りたい学校が最初から決まっており、学生がどんな希望を伝えても勧めてくる学校は同じということも。その場合は万人受けするセブに絞っていることが多い。
フィリピン留学のサポートに強いエージェントであれば、ニーズにあう学校をフィリピン全土から探して提案することができるため、セブ以外の都市の情報を持たないということはありえません。
4 .細かな質問にも、丁寧に回答してくれる
留学には不安や疑問はつきものです。そして、それらを解決するのが私たち留学エージェントの仕事です。
しかし、エージェントによっては細かい質問をすると、面倒くさがって嫌な顔をしたり、返信が返ってこなかったり、要領を得ない回答ではぐらかしてくることがあります。このようなエージェントは申し込み後になると、さらに対応がいい加減になるので他のエージェントを探すことをオススメします。
良質なエージェントは、様々な質問に対しても面倒くさがらずにお返事するのは当たり前ですし、場合によっては調査して正確な情報を回答します。「細かいところまで教えてくれる」という点は、自分のために多くの時間を割いてくれている証拠で、優良エージェントを見極める上で重要なポイントと言えるでしょう。
5. 担当者が変わらず信頼関係が構築できる
エージェントによっては、カウンセリングを行った担当者と、申し込み後の担当者が変わってしまうことがあります。これはカウンセリングはセールスが上手い担当者にやらせるという商売優先の考えが見え隠れしています。
留学エージェントは、学生とともに一つの留学を作り上げていく意識が大事で、それにより担当者も自らが留学するかのように責任感を持って仕事を進めることができます。
また、学生にとっても担当者を信頼できると感じたからこそ申込みを行ったのであり、いざ申し込んだ後に別の担当者に引き継がれてしまっては築き上げた信頼関係も台無しになってしまいます。
そして、カウンセリング担当者に伝えていた要望が、担当者が変わってしまうことで引き継がれず、さらには学校にまったく伝わっていないというトラブルは留学においてはよく耳にする話です。
学生想いのカウンセラーであれば担当した学生の留学を見届けることなく、誰かに交代するようなことは絶対にしたくないはずです。良質なエージェントであれば、在籍するカウンセラーの責任感も強く、最初の問い合わせから申込み、出発準備、入学、卒業までと一貫したサポートを行っているはずです。
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成果が上がる留学は、1996年に設立されて以来、たくさんの留学生の夢の実現をサポートしてきました。
そして「安心サポート宣言」を掲げ、みなさんが安心して、低コストな留学が実現できるようお約束しています。もちろん、この記事で取り上げた5つのポイントに合致する誠実なエージェントであるよう心がけております。
是非、あなたの留学サポートをお任せください。
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一度きりの留学のサポートを誰に任せますか? 私たちは 「しっかりと成果を出せる選択ができること」「安心して海外に出発できること」 この二つをサポートするのが最も重要な仕事だと考えています…