世界的に見ても語学学校というと一般に教室、休憩スペース、カフェテリア、事務所といった設備から成り立っており、そこで行われる英語コースが大きく異なることはありません。
しかし、フィリピンの語学学校は滞在先も兼ねるため設備面の充実度も様々、コースも様々なコンセプトのものがあります。とても個性的な学校があるために、選ぶのに苦慮してしまう人も多いのではないでしょうか。
学校を選ぶ基準は様々ですが、多くの留学生が学校選びで気にするポイントとして“料金”があげられます。一般に「料金が高ければ高いほど良いものだ」「安いものは質も低いはずだ」と思いがちですが、本当に料金が高い学校はすべてにおいて、安い学校よりも高品質なのでしょうか?
この記事では、高価格帯の学校で得られることについて、また価格で変わるとは一概に言えない部分まで解説します。
1. 設備のクオリティが圧倒的に違う
高価格帯の語学学校は、以下のような特徴を持つことが多いです。
- リゾートホテルのようなプール付きキャンパス
- 学生寮としてコンドミニアム (マンション)、ホテルを利用
5~6年ほど前までは、全体的な見た目は立派でも一つ一つの設備は質素な作りだったり、ホテル利用であっても一般の学生寮に比べればお部屋が立派といった印象でした。
しかし、最近では一般のリゾートホテルと同じクオリティで施設を作る語学学校があったり、大型の高級ホテル内に教室と滞在先として利用する学校、タワー型の高級コンドミニアムに滞在する学校などが生まれてきました。
これらの学校は設備が立派である分、費用は高くなってしまうものの快適性は抜群です。フィリピンでの生活に不安がある人や、勉強以外の時間をゆったりとした生活を送りたい人にオススメです。
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2. 日本では得られない人脈ができる
今やフィリピン留学の知名度は高く、日本ではアメリカ・オーストラリア・カナダに次ぐ4番目に選ばれている渡航先になっています。
そのため、大学生などの若い留学生だけでなく、上場企業の役員や管理職、退職者、会社経営者、芸能人、プロスポーツ選手、インフルエンサーなど様々な業界で活躍する人たちも留学しています。このような人が留学する際は、決まって設備面に優れる高価格帯の学校に集まる傾向があります。
留学で知り合う関係は、年齢や職業、キャラクターといったものは意識せず、同じ日本人というだけで親近感が沸き付き合いが始まります。また利害関係もなく気軽にコミュニケーションができる環境でもあります。そのため、他校とは異なるタイプの人が在籍している高価格帯の学校では、日本ではまず知り合うことがないような人との交流ができるチャンスがあるのです。
実際に、フィリピン留学中に経営者と仲良くなり、サポートを受けて起業することになった学生もいますし、また経営者に気に入られてその人の会社に就職したという、人生の大きなターニングポイントになることも珍しくありません。この人達がもし日本で知り合っていたならば、結果は違っていたのではないでしょうか。
3. 意外な注意ポイント
3-1. 教育品質は料金に必ずしも比例しない
高価格帯の学校は、すべてにおいて優れているというわけではありません。
どのような体系で英語を学ばせるのかを示すカリキュラム、そして講師の質といった部分は、料金に比例して優劣が決まることはありません。
これらは学校が教育に対しての見識の深さや投資によって決まる部分です。例えば講師の質を高めるためは、トレーニングやモチベーション管理、雇用形態など様々な要素を考慮する必要がありますが、格安校でも優秀な講師が揃っていることにあります。このような学校は設備は質素で良しとする代わりに、教育面に力を入れるという経営判断をしているわけです。
3-2. ストイックに勉強したい人には不向きなことも
高価格帯の学校は、学生の年齢層が上がることから、「授業時間はあまり多くない」「門限なしなど校則は厳しくない」という特徴を持つことがほとんどです。
そのため、朝から晩まで勉強に励みたい人や、怠けてしまわないよう門限や自習などがしっかり管理されているのが望ましい人にとっては向かないことが多いです。
そのため、英語の伸びにだけフォーカスしたい人やストイックな環境が良いと考える人にとっては、一般的な語学学校から選んだ方が希望に叶う結果になりやすいです。この場合でもホテルプランを設定している学校を選べば滞在先の快適性は確保することができます。
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高価格帯の学校について、いかがだったでしょうか。
教育面など学校の料金だけでは、判断できないポイントもあります。成果が上がる留学では、どこよりも詳しい知識と豊富な経験をもとにプロの目線から失敗のない&ご希望に叶う留学プランをご提案させて頂きます。
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