英語を学ぶなら欧米ネイティブの先生が一番と思われがちですが、必ずしもそうとは限りません。実際フィリピン人の先生の方が特に初級者にとってはメリットが大きいことがあります。今回はフィリピン人の先生のメリットをご紹介します。
1. 外国人のプレッシャーが弱い
日本で外国人と関わる機会が多い方は問題ありませんが、まだまだそういう人は全体から見れば一部です。多くの方は外国人と話す機会はほとんどなく、まず外国人と話すという事だけでもプレッシャーを感じてしまいます。特に相手が白人や黒人の方だとそのプレッシャーはかなりのものになります。
私自身はオーストラリアの永住権もあり、プライベートでもビジネスでも様々な国籍の方と付き合ってきましたが、やはり白人や黒人の方と話す時のプレッシャーよりアジア人と話す時に感じるプレッシャーの方が圧倒的に少ないです。もちろん、慣れの問題なので経験を積むにつれてどんどんプレッシャーは少なくなってきます。
「英語を話すという事」と「人種」の二重のプレッシャー
しかし、留学時代などは白人の先生を目の前にしてしまうと、プレッシャーを強く感じてしまい普段なら言える簡単なことすら上手く言えなかったりしました。英語でのコミュニケーションという英語そのもののプレッシャーに加え、人種のプレッシャーという二重のプレッシャーがかかります。
しかし、同じ外国人でも人種が近いアジア人となるとこの人種のプレッシャーはかなり弱まります。フィリピン留学では外国人と話す機会が殆ど無かったという人にとっては、人種のプレッシャーを低くして、純粋に英語の勉強に集中できるというメリットがあります。
2. 英語を話す事への抵抗を無くしやすい
フィリピンという南国気質から非常に明るい先生が多く、場を盛り上げるのは才能は天賦の才能といっても過言ではありません。いつも励ましてくれるので、日本人が留学当初に陥りがちな「間違えたら恥ずかしい」「英語を話す事が何恥ずかしい」というネガティブマインドをかなり早い段階で解消してくれます。
自分にあったタイプの先生を見つけられる
フィリピン留学の殆どの学校では先生を変更することができることができます。もちろん、フィリピン人の先生もさまざまなタイプがいて、ものすごくソフトな先生、逆にストイックに真面目な先生、細かい所まで突っ込んで指摘する先生、学生さんの言いたい事をくみ取ってリードしてくれる先生などいろいろなタイプがいるので、自分にあったタイプの先生と勉強できるのも大きな魅力。
3. 友達にもなれる
欧米留学で先生と友達になるというケースはかなり稀ですが、フィリピン留学では先生は20代から30歳くらいの先生が多く、マンツーマン授業なので時間の経過と共にいろいろとプライベートな話もすることも多々あります。その中には悩みを相談したりできる友達のような関係になるケースも多いです。そしてそれはより実生活で使う英語力を鍛えることにも直結します。
先生とは週末などに一緒に食事や旅行にいくこともできるので、地元の人と一緒でなければ行けない隠れ家的な観光地やレストランなどにいくこともでき、一生の思い出を作ることもできます。
卒業後もずっと先生との交友関係は続く
フィリピンでもSNSは大人気で、殆どの先生がFacebookやインスタグラムをやっています。卒業後もSNSで繋がってお互いの近況を伝えたりできるので、卒業後は沢山の外国人の友達がいることになります。そして帰国後も先生との交流の為に英語を勉強しようというモチベーションキープにもなります。
以上のことからもフィリピンの先生の先生は特に初級者にとっては非常に大きなメリットがあると言えます。