海外旅行に慣れている人でも留学となると何を持っていけば良いか悩んでしまうこともあると思います。そこでこちらで留学時に持っていくべきアイテムを「絶対に持っていく物」「できるだけ日本から持っていく物」「現地で購入した方が良い物」に分けて紹介します。
絶対に持っていく持ち物
パスポート | フィリピン入国時点で有効期限が6ヶ月以上残っている必要がある。所持していない場合、有効期間が足りない場合は、お住まいの都道府県のパスポートセンター(旅券事務所)で発給手続きを行う必要があるが、申請から発行まで1週間から10日程度かかるため、出発間近になって手続きを行うのは避けよう。ちなみに申請書類は区市町村役場で配布していることが多く、こちらを入手し記入し、パスポートセンターに持っていくとよい。なお、オンライン申請も可能な場合がある。 >> 各都道府県のパスポートセンター(外部リンク:外務省) >> オンライン申請について(外部リンク:外務省) |
パスポートのコピー | パスポート原本は紛失しないように持ち歩かないようにしよう。学校によっては卒業まで預ける場合もある (必要な時は返却される)。普段は身分証としてパスポートの写真ページをコピーした用紙を持ち歩こう。ただし、飛行機やフェリーに乗る時は原本が必要になるので、留学中に旅行する際は原本を忘れないようにしよう。 |
航空券(eチケットの控え) | 現在、紙の航空券は発券されず、航空券は航空会社にデータ (eチケット)として存在している。しかし、空港でのチェックンインや入国審査、セキュリティチェックで航空券を所持しているかの確認が行われるため、所持している航空券の内容を提示できるようにしておく必要がある。海外の空港ではスマホ等の画面での提示が認められない場合があるので、プリントアウトしたeチケット控えを準備しよう。なお、eチケットの控えは、ネットで航空券を購入した場合は、予約完了画面からダウンロードできたり、予約確認のメールに添付されていることが多い。 |
海外旅行保険証 | 加入した海外旅行保険の内容を記した書類 (付保証明書)。海外では保険に加入していることを証明できないと、医療開始が遅れることもある。ネット保険の場合はダウンロードしてプリントアウトする形になっていることが多い。クレジットカードの付帯保険の場合は、事前に付保証明書の発行申請をする必要があることが多い。いざという時の保険会社の連絡先もメモして持ち歩こう。 |
入学許可証のコピー | ほとんどの学校で発行される入学許可証をプリントアウトして持参しよう。空港でのチェックインや入国審査で渡航目的の詳しい説明が求められた時に、語学留学生であることを証明することができる。また、住所が書かれているので、入国書類を書くときに役立つ。 |
学校の緊急連絡先や住所のメモ | 空港でスタッフと合流するまでの間に、航空機の遅延や欠航や、ピックアップの集合場所でスタッフが見当たらない場合などに、事前に案内される緊急連絡先に連絡する必要があるため、電話番号はメモして持ち歩こう。最近は緊急連絡先のLINEのQRコードがある場合もあるので必ず事前に登録しておこう。また、機内で記入する入国書類に学校の住所等を記入するため、住所と電話番号はいつでも確認できるようにしておきたい。 |
クレジットカードや国際キャッシュカード | クレジットカードはVISAかMastercardがおすすめ。JCBはお店により使えないこともあるので、サブのカードとして利用したい。また、クレジットカードはセキュリティの観点から海外では使用できないようにロックがかかっていることがあるので、出発前に海外で利用できるようになっているか不明な場合は該当のクレジットカード会社に確認をしておこう。ロックがかかっている場合は解除してもらえるのでカード自体は利用できるのでご安心を。 |
現金 | 学校に支払うビザ代や光熱費などの現地支払い費用や現地での外食費、ツアー代などの生活費として現金が必要になる。両替は入学初日に学校スタッフよりレートが良い両替所を案内されるので日本でペソに両替することなく、日本円で持っていこう。ただし、マニラ空港での乗り継ぎの際にタクシーや飲食のためにペソが必要な場合は空港で最低限の両替をする必要がある。 |
スマートフォン | 短期留学であれば海外ローミングでも問題はないが、通信各社によってサービス内容や価格が異なるので、事前によく確認したい。SIMフリーの端末であれば、現地の通信会社のプリペイドSIMをり購入することで安価に利用が可能なので便利。 |
筆記用具・文房具 | 現地でも購入はできるが、日本のような質のものがなく、料金も高いことも少なくないので必要なものは日本から持っていこう。 |
折りたたみ傘 | フィリピンはスコールなどもよくあり傘が必要なケースがある。現地でも購入できるが日本で売られている物の方が品質が良い上に安いこともある。 |
長袖 | フィリピンは南国だが、室内はエアコンが効きすぎて寒いことが多くTシャツだけでは体調を崩すこともある。常に調整できるような上着を選択することを加味して2~3枚は準備したいところ。 |
着替え | 週に2~3回は洗濯できることが多いが、天候が悪くて返却が遅れることもあるので5~6日分位は持っておきたい。洗濯は痛みや色落ち、紛失の可能性もあるので高価なものは避けて最悪無くなっても良いものをもっていくと安心。セキュリティ上もカジュアルな服装がおすすめ。 |
タオル類 | 多くの学校ではタオルは準備されていないので、シャワー時に使うタオル、バスタオルを持っていきたい。現地でも購入できるが質が良くないことが多い。バスタオルは嵩張るし乾きにくいので男性にはスポーツタオルなど小型なタオルをおすすめ。 |
化粧品 | 日本製のものは手に入りにくく売っていても高価になるので使い慣れたものを持っていこう。 |
できるだけ日本から持っていく持ち物
電子辞書(スマホアプリでも可) | 効率を重視するために辞書は電子辞書がオススメ。単語の意味だけでなく、例文など情報量が多い電子辞書である必要がある。スマホアプリでもOKだが、教室や自習室、寮の部屋でネットが繋がらないこともあるので、辞書データをあらかじめダウンロードしてオフラインでも使えるものが必須。 |
参考書 | 現地では英語で解説されたものしか入手できないので、自習用に日本語で解説されたものがあると便利。留学中は学校のテキストをメインに使うため、大量に持って行っても使わない。そのため、標準的なページ数の文法書と単語集を1冊づつ持っていくだけでも問題はない。 |
ノートパソコン | 必須ではないが、勉強や情報収集に役立つこともある。特にプレゼンテーションを学びたい方は、実際にプレゼン作成と発表を行うため、できるだけ持っていくようにしたい。 |
常備薬 | 現地でも入手はできるが、急な体調不良に備えて風邪薬、下痢止め、胃腸薬などは常備したい。 |
日焼け止め | 現地でも購入できるが、日本の方がサラサラタイプ、ジェルタイプなど選択肢が広いのでこだわりがある日は日本から持っていこう。 |
爪切り・カミソリ | 意外と忘れがちなグッズ。現地のものは不必要に大きく使いにくかったり、切れ味に劣り、さらに高価なことがある。 |
水着 | 海やプールに行くつもりであれば必須。当初行くつもりがなくても、友達に誘われて行くことになる場合も多いので一着は準備していくとよい。 |
帽子・サングラス | フィリピンは日差しが強いので日中は帽子やサングラスが欲しい。 |
小銭入れ | 長財布などはセキュリティ上おすすめできません。外出時などは最低限のお金を持っていけるように小銭入れがあると便利。 |
タンブラー | 学校にはウォーターサーバーがあるが、水を入れる容器は用意されていないので。ペットボトルでも代用可能。 |
生理用品 | 現地でも購入できるが、日本人にあったものはやはり日本の方が手に入るので日本から持っていきたい。 |
現地で購入した方がよい物
シャンプーやボディーソープなど | 重くかさばるので、特別なこだわりがない限りは現地で購入したい。DoveやPANTENEなどの日本でも有名なブランド商品も簡単に手には入る。 |
ビーチサンダル | フィリピンでも安く購入できる。日本で購入を検討している場合は現地調達で十分。 |
判断が分かれる持ち物
ヘアドライヤー | 学生寮にドライヤーの設置がある場合があるのでまずは確認しよう。1人部屋であれば持っていく必要はなくなるが、複数人部屋の場合はドライヤーの待ち時間が発生するため、自分ペースで使いたい場合は用意することを検討しよう。 持っていく場合は、日本専用のもの(100Vのみ対応)は電圧が違うために利用できない。ドライヤーのように消費電力が大きい電化製品に使える変圧器は大型で高価なため日本専用品の利用は諦めた方がいい。価格面では現地で安価なドライヤーを購入するのが一番安く済むが、風量や温度など品質で劣ることが多い。品質面にこだわるならば、日本メーカーから販売されている海外旅行用のドライヤー(電圧の切替えができるもの)がオススメだ。 |
歯ブラシセット | 現地でも手軽に購入できるが、ヘッドが大きいものばかりで磨きにくいと感じるかもしれない。また、歯磨き粉は世界的に有名なブランドのものが売られているが、口に入れるものだけに気にする人は日本から持っていこう。 |
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持ち物はスーツケース1個に纏まるのが理想
持ち物はついつい心配になって多く持って行きがちですが、スーツケース1つにまとめるのが理想です。特に相部屋などではスペースが限られていることも多いので。迷ったもので現地で購入可能なものは必要になったら現地調達というスタンスがおすすめです。
ぜひ上記の持ち物リストをご参考にしてご準備をおすすめください。