留学における滞在先といえばホームステイのイメージが強い人も多いのではないでしょうか。
せっかく留学するのだから、ホームステイを経験したい
子供にはホストファミリーのお子さんと交流させたい
フィリピン留学・セブ留学においてはあまり相談を受けることはそう多くはありませんが、昔から一定数のニーズがありお問い合わせを受けることがあります。
欧米留学では当たり前のホームステイですが、実はフィリピン留学ではまったく事情が異なります。この記事では、フィリピンにおけるホームステイ事情とそれが可能な学校について紹介します。
フィリピン留学でホームステイは一般的ではない
フィリピン留学・セブ留学では、まずホームステイができる学校はありません。その理由としては3つ挙げることができます。
1. 富裕層でないと学生向けに空いている部屋がない
フィリピンでは庶民的な家庭は大人数で住んでいることが多く、お部屋の数に余裕がありません。またエアコンがないなど、先進国出身の外国人にとって快適といえる環境でもありません。
一方、快適なお部屋を貸すことができるような大きな家に住んでいる家庭は富裕層となります。彼らは副収入を必要としていないため、ホストファミリーになろうとする人がほとんどいないという事情があります。
日本のおけるホームステイはボランティアのイメージが強いですが、欧米留学においては空き部屋がある人が行うビジネスになっている側面があります。そのため、余裕のある住宅ながら副収入を求めるといった中間層が多くないと、ホストファミリーのなり手が少ないわけです。フィリピンは中間層が少ない社会のため、なかなかホームステイは実現しにくいと言えます。
2. 公共交通機関が発展していない
フィリピン国内で鉄道やバス路線が発達しているのは首都マニラの一部エリアくらいで、セブなどは乗り合いバスのジプニーが主流です。しかし、このジプニーは外国人にとっては大変使いづらいものです。
また、タクシーも平日の朝や夕方など混雑する時間帯は、毎日時間通りに手配できる保証がありません。そのため、留学生にとって確実かつ安心して使える通学手段がないことから、キャンパス内もしくは近隣の学生寮での滞在が求められている側面があります。
3. 治安面で不安がある
学校があるエリアに問題はありませんが、ホームステイ先からの通学中に治安が悪いエリアがあるかもしれません。土地勘のない留学生が危ないエリアに迷い込む危険があるため、通学は推奨されていません。
セブでホームステイができる学校 “ETHOS”
セブにあるETHOS (エイトス)という学校は、フィリピンでは珍しいホームステイが可能な語学学校です。しかも、ホームステイ先は一般家庭ではなく、学校で働く英語講師の家庭になります。そのため、非常に信頼できるホストファミリーのもとに滞在できる特徴があります。
ETHOSは定員30名の小さな語学学校ですが、講師全員が教員資格を持つアメリカ人というユニークな特徴を持っています。そのアメリカ人講師がホストファミリーとなることで、ホームステイが実現しているわけです。ホストファミリーになる講師は数人いて、ご夫婦ともに欧米人だったり、奥さんがフィリピン人をはじめとしたアジア人という家族構成である場合があります。
なお、ホームステイは募集人数が少なく、人気も高いことから早期のご予約が必要ですので、お早めにご相談ください。
ステイ先により異なるが、寝室は二段ベッドが利用されていることも。
ETHOSは親子留学の受け入れも積極的に行っています。フィリピン留学ではフィリピン人講師のレッスンがほとんどですが、オールネイティブ講師のETHOSはお子様にネイティブのレッスンを受けさせたいとこだわる方にはうってつけの学校です。
セブ留学におけるホームステイ事情について、いかがだったでしょうか。
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