フィリピン留学で英語を学ぶ方には、「英会話ができるようになりたい」という目的に次いで、「仕事で英語を使えるようにしたい」という具体的な利用シーンを想定して学ばれる方が多いです。
特に、社会人の20代後半~30代くらいの方になると、漠然と英語を使えるようになりたいとか、異文化交流できるようになりたいという目的でなく、仕事のために英語を学ぶという目的意識がはっきりされている方も多くなります。
- 英語力を武器にして転職を有利にしたい。
- 会社の昇進に英語力が問われるようになった。
- 海外支店に赴任することが決まっている。
このような方から、求められているのがビジネス英語コース。フィリピンの様々な語学学校にて開講されています。
この記事ではフィリピン留学におけるビジネス英語コースについて徹底解説します。また、ビジネス英語コースを持つオススメの学校一覧もあるので是非参考にしてください。
1. フィリピンで留学でビジネス英語が人気の理由
実は欧米留学では、そこまでニーズが高くないこのビジネス英語が、フィリピン留学では大変人気が高いコースになっているのは、フィリピン留学ならではの大きなメリットがあるからです。
- 費用が安い (学費、航空券)
- 1週間から留学できるため、休暇利用で実現できる
- 年末年始やGWも開講している
- 食事、洗濯、掃除など学校任せのため勉強に集中できる
- ビジネスパーソンが多数留学するので異業種交流ができる
1-1. 学べる分野
学習が可能な具体的な内容は、以下の通りです。ビジネスシーン特有の状況に対応できる英語力を身につけることができます。
- 英文の履歴書の書き方
- 英語での面接対策
- ビジネスレター (e-mail含む) の作成方法
- 英語での電話応対
- ディスカッション
- ビジネスシーンでよく使われる表現習得
- プレゼンテーション
など
1-2. ビジネス英語コースで対応できる対象
フィリピン留学におけるビジネス英語コースは、ビジネスシーンで使われる英語の基本を学ぶというものです。そのため、これから英語を使う仕事に就く方、職場で英語を使う機会があるが英語力不足で苦労しているといった方が対象となります。
そのため、高い英語力をお持ちで既に英語を使う頻度が高い仕事をしている方が、より魅力あるプレゼン資料作成などの高度なビジネススキルを身につけるという目的は叶わないことがほとんどです。
一部、社会人向けのプログラムを強化している学校では、事前にご要望を伺いそれに合わせて完全にカスタマイズしたレッスンを行える学校もありますので、このようなレベルが高いビジネス英語をご希望の方は、対応可能か学校に確認した上で申し込む必要があります。ご検討の方はご相談ください。
1-3. ビジネス英語を学ぶために必要な英語力
英語力が初級者の方が「仕事で使う英語力を身につけたいからビジネス英語コースで学ぼう」とするのは無理が生じる場合があったり、ビジネス英語コースとは名ばかりで、基礎的な学習を行うことになる場合があります。
ビジネス専用の英語が存在しているわけでなく、ビジネスシーンで使われる英語の多くは日常でも使われるものがかなりを占めます。あくまで、よりビジネスシーンにあわせた表現力を身につけるのがビジネス英語コースの目的です。
そのため、初級者の方はまずESLコースにて、基礎となる英語力が身につけてから、ビジネス英語コースを受講するようにしてください。学校にもよりますが、ビジネス英語コースを無理なく受講するには中級者 (TOEIC500点以上が目安)であることが求められる場合も多いです。
2. ビジネス英語コースがあるオススメ校10選
セブエリア
English Fell 2
英語力に応じて3レベルに分かれており、初めてビジネス英語を学ぶ人から、プレゼンテーションなどの表現力を鍛えたい人まで、適度な内容で学習ができるようにデザインされています。
選抜された講師が担当する実践的内容となっており、ビジネスマナーをはじめ、チームビルディングの手法、危機管理、M&Aなどのビジネス関連のトピックについて学んだり、英字新聞や著名人インタビュー記事の読解など難易度が高い内容も含みます。
受講条件:TOEIC400以上
SMEAG キャピタルキャンパス
日本の有名企業の研修実績が豊富で、これまでも楽天、LINE、エイベックスなどの名だたる企業の海外英語研修を担当してきた学校です。
英語環境の職場で即戦力になれる本格的なビジネス英語力の取得目指すカリキュラムになっており、マンツーマン8コマでスピーキングスキルを徹底的に鍛えることができるようにデザインされています。英語力によって3段階のレベルに分かれており、丁度よい内容での学習が可能です。
受講条件:なし
MeRISE
大人留学を掲げる社会人メインの学校になっており、ビジネス英語のトレーニングを得意とする日系校です。
カリキュラムをフルオーダーメイドで構築し学ぶことも可能で、可能な限りご自身の専門分野で使う英語を学ぶことも可能です。日本人英語トレーナーをつけることも可能で、よりきめ細かいサポートを期待できる数少ない学校です。
受講条件:なし
EV academy
主にビジネスシーンでの英会話によりフォーカスしたカリキュラムとなっており、内容は大学や専門学校のビジネスコースのカリキュラムをベースにして作られています。講師はビジネス系の大学を卒業した者が担当し、評判のよいオリジナル教材を使って短期で効果を出せるコースになっています。
受講条件:N/A
Philinter
基礎レベルから上級レベルまでの3つに分かれており、それぞれの英語力にあわせてビジネス英語スキルを身につけます。全ての科目やテキストはコンパクトに設計されているので、よりスピーディーに学習を進めていくことが可能です。学校にはプレゼンテーションルームも設置されており、大勢の学生や講師の前で実戦さながらのプレゼンを披露することも可能です。
受講条件:TOEIC345~390以上
CLC
日本のオンラインスクールが母体となっており、ビジネスパーソンの学生を多く抱えることから、そこで培われたノウハウより作成された実践的なビジネス英語を身につけるカリキュラムを用いています。また、オンラインスクールを用いて留学前の準備学習から、卒業後の継続学習までカバーできるのも強みです。
滞在先は高級ホテルとなるため、より高い快適性を求める社会人年代の方によりフォーカスしたサービスになっています。
受講条件:なし
バギオエリア
Api BECI シティキャンパス
30代以上の社会人をメインターゲットとしたキャンパスとなっており、学生同士での異業種交流なども盛んな環境です。
ビジネスシーンにおいて高い頻度で使われる表現などを中心に学び、仕事のパフォーマンスアップなどについても学べるユニークなカリキュラムが採用されています。コワーキングスペースも完備されており、仕事をしながらの留学にも対応できるのも嬉しいポイントです。
JIC Baguio メインキャンパス
ビジネス英語コース内に、ビジネス英語・ワーホリ準備・TOEIC対策もあるユニークなシステムを採用しています。
ビジネス英語では、英語面接・文書作成・電話応対・ミーティング対応・プレゼンテーション作成などの現実のビジネスシーンで起こうる必要不可欠な内容が網羅されトレーニングを行うことができます。
受講条件:A2 (TOEIC255~400) 以上
JIC Baguio プレミアムキャンパス
バギオの名門JIC Baguioが大人向けの環境で学べるよう設立したキャンパス。このキャンパスのビジネス英語コースは、働きながら留学したい人向けになっており、1日3~4時間ほどのレッスン量となるため、仕事と両立しやすいボリュームになっています。そのため、フリーランスや経営者にオススメです。
受講条件:A2 (TOEIC255~400) 以上
クラークエリア
EG academy
クラークエリアでは法人研修の実績が豊富な学校です。最大の特徴はネイティブ講師によるクラスがマンツーマン及びグループクラスに組み込まれていることです。電話応対、メール、プレゼンテーションなど実践的なビジネスシーンを意識した内容が網羅されています。
受講条件:Pre-Intermediate 2 (TOEIC400~485) 以上
フィリピン留学にてビジネス英語が学べる学校について、いかがだったでしょうか。
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