MeRISEの特徴と言えば、ターゲットを社会人年代に絞り込んでいること。“大人留学”をキャッチフレーズに社会人がメインとなる落ち着いた雰囲気を持つ学校として2013年にオープンしました。
30代以上の社会人留学生が悩まれるポイントとしては「若い学生たちと一緒は馴染めるか不安」「もう若くないので寮生活は窮屈」というものがありますが、MeRISEはこの心配がありません。設備や環境などすべてが大人向けにデザインされているからです。
また、日本国内でも英会話スクールを展開する日本企業が運営しており、その落ち着いた雰囲気と品質の高さから、日本の名だたる企業が英語研修で利用するほどです。
大人向けの学校とはどのようなものでしょうか?実際に訪問して徹底取材します!
どんな場所にある学校?
セブエリアは大きな街があり都会的な生活ができるセブシティエリアと、空港とリゾートがあるマクタンエリアに分けることができますが、MeRISEはセブシティエリアにある学校です。
セブ市庁舎がある中心市街エリアに立地しており、「街のど真ん中」と言って差し支えないでしょう。そのため、街のどこへ行くにも便利な場所で、例えばセブの巨大ショッピングモールであるAyala Centerまでもタクシーで5分程度です。なお、中心部にありますが、校舎が交通量が多い大通りに面していないため、静かな環境で過ごすことができます。
MeRISEはそのコンセプトから、食事が毎食提供されるような学校ではありません。周囲にレストランが多いエリアのため、食事場所の確保には何も問題はなく、むしろ様々なレストランを楽しむことができます。
なお、週末にマクタンエリアのリゾートに行く際ですが、車で1時間程度かかります。これはセブシティエリアのほとんどの学校が同条件になります。
- 街の中心部にあり、便利な生活が送れる立地です。
コンパクトながらクオリティの高い設備
MeRISEの校舎と学生寮は、同じビルの中にあり、エレベーターで移動できます。暑い日も雨の日も、外に出ることなく生活できるのは快適そのものでしょう。
校舎
レッスンが行われる校舎部分はワンフロアにすべて収まっており、コンパクトながら必要な設備がそろっています。
特徴は“おしゃれな空間”になっていること。フィリピン留学でよくみかける安価なプラスチック製の椅子などは見ることはなく、コストをかけて快適性を重視にしていることが見て取れます。
ゆったり休憩できるリビングスペースもあります。窓際にはワークスペースも設けられており、仕事をしながら留学できるため、まさに社会人留学にもってこいです。
こちらはオンラインスクールのレッスンを提供しているブース。こちらのパソコンを使って日本へオンラインレッスンを提供しています。
フィリピンのインターネット回線は、以前に比べると随分良くなったとは言え、混雑する時間帯には速度が著しく低下したり、不安定でストレスがたまることがありますが、MeRISEのように強い回線を導入しているところはほぼ日本と同じような感覚で使えることが多いです。
マンツーマンレッスンがほとんどのカリキュラムが組まれています。マンツーマンレッスンは、講師と学生が横並びになるスタイルで、パーティションのみのタイプです。
日本資本の学校はパーティション、韓国資本の学校は個室といった具合に、教室形状ひとつとっても特徴が出て面白いですね。
朝食はレストランにて
食事は朝食のみ提供されます。3食提供されない不便かと思うかもしれませんが、実は社会人年代の留学生にとっては「朝だけ食べたい」というのが多数派のニーズだからです。
一般に学生食堂の食事は大量にかつ安価に作られているため、年齢が高くなると飽きる、美味しくないと感じがちです。これが数日程度であれば問題ありませんが、数週間から数ヶ月の期間に及ぶ留学生活となると、ストレス原因になってしまいます。このため、大人留学を掲げるMeRISEでは朝食のみの提供で昼食と夕食は好きに食べてもらうことにしています。
なお、中心市街地にあることから、周辺にはレストランやカフェが多数あります。外に出て食べることに心配はないでしょう。
朝食はビルの1階にある日本人経営の洋食レストラン“スキレット”で食べることになります。一般利用できるレストランなので、その他の時間帯にも利用ができ、出かけるのが面倒な時にも便利です。
朝食はビュッフェスタイルで提供されます。パンやサラダ、フルーツが定番メニューです。
学生寮
校舎と同じビル内にあるため、エレベーターでの移動となります。社会人向けの学校の学生寮となるため、お部屋の備品は他校に比べるとそろっています。
基本的にお部屋は1人部屋となります(同一日程のグループのみ相部屋利用可)。とにかくグレードが高いお部屋が求められるケースに備えて、エグゼクティブルームも設定されておりホテルレベルの快適性を誇ります。
水回りも大変綺麗で衛生的です。フィリピンの学生寮やホテルでよくある「水圧が低すぎる」という問題もまったくなく流石のクオリティです。
ほとんどの学校ではタオルは持参になっていますが、MeRISEではホテルのようにタオルの提供があります。タオルはかさばるので提供があるのは嬉しいサービスです。
※現在、写真にあるシャンプー等消耗品のアメニティは提供がありません。
もちろん冷蔵庫やドライヤーも完備しています。ドライヤーを各自持参や現地購入としている学校が多いですが、大人向けの学校ではぬかりはありませんね。また、お部屋でも仕事ができるようにWi-Fiもしっかりつながるようになっています。
お部屋からの眺めは開放的です。ただし、お部屋によって外の景色が見えるお部屋(外窓)と、外が壁で眺望が期待できないお部屋(内窓)があります。眺望を求める方は外窓になっているデラックスタイプを選択しましょう。
教育面の特徴
ほとんどの学校では、コースごとに学校が作成したカリキュラムに沿って学習することが求められ、学生の希望によってアレンジできる範囲は広くはありません。
MeRISEでは、個々の学生にフォーカスして、より効率よく学習ができるように、オーダーメイド型のカリキュラムを採用しています。入学前に担当者と相談して決定するセミオーダーと、日本人のプロ英語トレーナーがついてカリキュラムを完全にカスタマイズするフルオーダーの2タイプから選択可能です。
日本人のプロ英語トレーナーがつくフルオーダーは、近年日本でも流行りのコーチング型英会話スクールを留学でも実現したもので、海外でありながら日本人のプロ英語トレーナーを抱えているMeRISEだから実現できたといっても過言ではありません。学習の進捗状況や英語学習の悩みをトレーナーに相談できるのは大きいです。これが外国人講師ですと悩みを正確に英語で伝えることは難しいですから。
また、日本でもオンラインレッスンやスクール(東京に所在)があるので、卒業後も一貫した学習継続が可能です。長期的なプランとして、普段は日本のMeRISEで学習し、短期休暇を利用してセブのMeRISEに留学するというスタイルでも、一貫したカリキュラムで学習できるのは非常に魅力的です。
なお、講師は全員英語講師以外のビジネス経験者のため、レッスンでビジネスの話題にもしっかりついていけるのも社会人留学のMeRISEならでは。ビジネスシーンでの英語力を身につけたい方にもオススメです。
安心の日本人サポート
日本資本の語学学校だけあって、日本人スタッフが複数名在籍しているため、初めてのフィリピンという方でも安心して留学生活を送ることができます。
学生数がさほど多くない学校のため、細かいところまで目が行き届くということもあり、クオリティを求める社会人年代の方からは非常に高い支持があります。
まとめ
メリットとデメリット
メリット
- カリキュラムの自由度が高く、ニーズに合わせたカリキュラムで学習できる
- 社会人年代の方がほとんどのため、落ち着いた環境で過ごせる
- 快適な住環境とWi-Fiがあるので、仕事をしながらの留学にも対応できる
- 留学前後に留学時と一貫したカリキュラムでオンラインや日本校にて学習できる
デメリット
- 学生がほぼ日本人なので国際交流を求める方には向かない
- 自由度が高いのでしっかりした意思をもたないと遊んでしまうこともある
こんな方にオススメ
- 若い方が多くなりがちな一般的な語学学校では、設備・環境面で満足できない方にオススメです。
- 外国人留学生との異文化交流よりも、異業種交流を楽しみたい方にオススメです。
MeRISEにご興味のある方は成果が上がる留学にお気軽にご相談ください。ご不明点やお悩みの点があれば何でもお答えします。