世界各国にてデジタルコンサルティング事業を展開するMonstarlab社のセブ支社により、2019年に開校したグラフィックデザインスクールが“MONSTAR ACADEMIA”です。
英語を学ぶことで、これからの多様な働き方に対応できるコミュニケーションスキルを身につけつつ、グラフィックデザインという具体的な職業スキルを修得することができる珍しい学校です。
グラフィックデザイン業界の最前線で活躍する講師から直接指導を受けることができ、卒業後はデザインの仕事に就くことを狙うことができる超実践的なプログラム。しかし、なぜセブ留学でデザイナーになるための学習を行う意味があるのでしょうか。
この度、コロナ明けでスクール部門も再開するとのことでしたので、セブでデザインを学ぶ意味を求めて訪問させて頂きました!
どんな場所にある学校?
セブは中心都市があるセブシティエリアと空港やリゾートがあるマクタンエリアに分けることができますが、MONSTAR ACADEMIAはセブシティエリアになる学校です。
セブ州議会議事堂があるセブの中心地にあり、徒歩10分圏内に“Robinsons Fuente”や“Robinsons Cybergate”といったショッピングモール、総合病院、各種レストランやカフェなどの飲食店がある便利な立地です。
巨大ショッピングモールである“Ayala Center Cebu”まで車で10分、セブで最も整備された街 “ITパーク”まで車で15分ほどと、セブの人気スポットに気軽にアクセスでき、マクタン島のリゾートエリアへは車で1時間ほどの距離となり週末に訪れることができます。
デザインの現場を見られる校舎
校舎
MONSTAR ACADEMIAはMonstarlabのセブ支社内にあります。
雰囲気は学校というよりもクールなIT企業そのものです。プロのデザイナー達が実際に仕事をしている姿を目にすることができるため、良い刺激を受けることができます。
休憩スペースでは学生だけでなくデザイナーも利用できるため、実際の仕事の様子なども聞けたりするチャンスがあります。
オフィスにビリヤード台があるのはドラマに出てくるような今時のIT企業という感じがします。
デザインの講義を行う講師たちは、全員現役の日本人デザイナーです。そのため、レッスンはすべて日本語で行われます。
元々、仕事でデザインをやっていた人、せめて趣味でデザインをかじったことがある人が集まってくるものだと思っていましたが、どうやらそうではないようです。
デザインは感性で行うものというイメージがあり、自分にはセンスがないからと諦めてしまう方もいらっしゃいます。しかし、商業デザインには理論があるので、しっかりしたスキルや知識を身につければ特別な感性がなくても第一線で活躍することができます。
MONSTAR ACADEMIA スタッフ兵頭さん
そのため、MONSTAR ACADEMIAの学生はほぼデザイン経験はゼロからスタートしているとのことです。まずは「やってみたい!」という強い気持ちが大事ということですね。
MONSTAR ACADEMIAが一般的なデザインスクールと一線を画す点として、デザインそのもののスキルだけでなく、上流工程も含めたトータルでデザイン業務を学ぶことができ、実際の現場で通用するデザイナーを育成するプログラムになっていることです。デザインの仕事は、デザインそのものは業務の一部でしかなく、上流工程としてクライアントのニーズ解析、仕事の受注、チームでの業務の進め方があって成り立つためです。
そのため、本格的にグラフィックデザイン業界へのキャリアチェンジを目的にする人に必要な要素すべてを学ぶことができ、実際に仕事が取れるようになるまでの期間は3~6ヶ月が目安となっています。
卒業後の就職サポートも行っており、既に多くの学生がキャリアチェンジを実現させています。この辺りは、スクール事業だけでなくデジタルコンサルティング企業が運営する会社だからこそのサポートとなっています。
英語レッスンも可能
MONSTAR ACADEMIAではグラフィックデザイン以外にも、希望者には英語レッスンの提供を行っています。
なぜグラフィックデザイナーになるのに英語が必要なのでしょうか?
日本ではデザインのスキルを持つ人は沢山いますから、それだけでは厳しい業界です。しかし、現在はデザインの仕事も海外のクライアントから受注することが増えていますが、英語が話せるデザイナーは少ないため、英語力があるだけで重宝されることは多いです。
MONSTAR ACADEMIA スタッフ兵頭さん
日本ではなり手が多くて、さほどよい待遇で働けない業界はたくさんありますが、英語力が組み合わさることでレア人材になり、一気に活躍の場が広がるということはよく起こります。
そこで、デザインだけでなく英語を身につけるとなると、セブ留学でどちらも学べるというのは合理的な考え方というわけです。
憧れだけでデザイナーを目指させるのではなく、実際に活躍できるスキルを提示できるのは、まさに海外で活躍しているデザイン集団が運営している学校ならではの発想ですね。
対象科目はESL (一般英語)のみとなるため、TOEICやIELTS、ビジネス英語などを含めて学びたい人は、英語を専門に扱う語学学校で学ばれてから、同校でデザインを学ぶ流れがオススメです。
学生寮
校舎から徒歩5分ほどの距離にある“Sホテル”に滞在します。
基本は2人部屋となりますが、ご希望があれば2人部屋を1名で利用することも可能です。
朝食はホテルで提供されます。平日ランチは1食100ペソでオーダーが可能、夕食は自由となっています。学校周辺には様々なレストランがあるため、食事する場所で困ることはないでしょう。
サポート
今回は日本人スタッフの兵頭さんに案内して頂きました。
ご自身もセブ留学の経験者。MONSTAR ACADEMIAに転職が決まったタイミングで、コロナによる入国規制となり、2年以上会社の人と直接会うことなくリモートワークしたという逸話を持つ方です。
自分の会社だからということを抜きにしても、MONSTAR ACADEMIAのカリキュラムはよくできていて、学生さんの満足度も非常に高いものです。何より、卒業生がどんどんデザインの仕事に就いていくのが本当にやり甲斐を感じますね。
MONSTAR ACADEMIA スタッフ兵頭さん
Monstarlabの方々もコロナの間もずっと前向きに業務に当たっていて、その強さと優しさがある本当に良い会社だと思います。自分にデザインなんてできるかなと心配な方でも、第一線で活躍するプロのデザイナーである講師達や僕たちがサポートしますので安心してください!
まとめ
メリット
- 経験ゼロからでもグラフィックデザイナーへのキャリアチェンジができる
- デザイン×英語のレア人材を目指せる
- 卒業後のデザイン業界への就職サポートに強い
デメリット
- 英語力を上げることにフォーカスしたい方には少し物足りない場合がある
- 日本人学生のみの環境のため異文化交流はあまり期待できない
こんな方におすすめ
実際の現場で通用するグラフィックデザイナーを目指したい方。フィリピン留学後に転職で通用するスキルを身につけたいと考えている方にオススメです。
MONSTAR ACADEMIAにご興味のある方は成果が上がる留学にお気軽にご相談ください。
より詳しくお知りになりたい方は、お気軽に無料留学相談フォームもしくはLINEよりお問い合わせください。また、随時オンラインでのご相談や説明会も承っておりますので、是非ご利用ください。