フィリピン留学は最短1週間から参加できる学校が多く、GWや年末年始などの祝日が多い時期になると、1週間の留学生が多くなります。
たった1週間の留学でも気軽にできる理由はとして、4つの理由が挙げられます。
- 日本から4～5時間で行ける最も近い英語圏
- 授業時間が欧米の2倍以上
- 時差はわずか1時間
- 往復4～6万円程度の格安な航空券
- 事前にビザの取得が不要
最も身近で気軽に英語留学ができる国と言えますが、「費用はどのくらいかかるの？」「1週間で効果があるのか？」という質問をよく頂きます。そこで、この記事では最短1週間のフィリピン留学の費用やその効果について解説します。
1. 1週間のスケジュールは？
月曜が入学日で、金曜日が卒業日となる学校が多いです。
| 日曜日 | 出国、学生寮に入寮 |
| 月曜日 | オリエンテーション、レベルチェックテスト、両替等 ※一部の学校ではお昼頃からレッスン |
| 火曜日〜木曜日 | レッスン |
| 金曜日 | レッスン、卒業式 |
| 土曜日 | 帰国 ※延泊して観光やリゾートを楽しむことも |
| 日曜日 | 延泊した場合の帰国 |
2. 費用は17万円〜22万円程度
1週間の留学費用は、以下が目安です。
| 入学金 | 15,000円〜20,000円 |
| コース料金 (授業料、宿泊費、食費) | 80,000円〜120,000円 ※部屋タイプにより異なる |
| 現地支払い費用 (公的申請費、テキスト代、水光熱費など) | 23,000円 |
| 航空券 | 40,000円 ※LCC利用時 |
| 海外旅行保険 | 無料 ※クレジットカードの付帯保険利用時 |
| タクシー代 | 2,500円 |
| お小遣い | 10,000円 |
| スマホSIM・通信費 | 1,000円 |
| 合計 | 171,500円〜216,500円 |
費用は下記の要素で大きく金額が増減します。
- 学校の価格帯
設備が豪華、社会人向けの学校は高い - コース
時間数が多い、マンツーマンが多いほど高い - お部屋の人数
1人部屋は高く、相部屋は安い - 航空券
航空会社によって大きく異なる
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3. 目的は英語力を上げることではない
ほとんどの人は理解しているとは思いますが、1週間どんなに詰め込み学習を行っても、実際に使えるレベルに英語力がアップすることは難しいです。
そのため、1週間の留学を行う方は真剣に勉強しても実感できるほど英語力は上がりません。しかし、1週間で得られるメリットがあり、これは日本にいては得ることができません。
3-1. 英語を話すハードルが下がる
普段から英会話を勉強してる方でも、日本ではなかなか身につけた英語力を使う機会がありません。
そこで、実際に英語を使う場として留学を利用することで英語を話すことへの慣れを養います。これは1日平均7～8時間授業があり、さらにマンツーマンクラスでアウトプットの時間が十分にあるフィリピン留学が向いています。
3-2. 英語力の課題が見つかる
実際に講師と話して自分の英語が通じて嬉しかったり、逆に通じないことで悔しい思いをすることがあります。
これは、自分の英語力の何が通用して、何が通用しないのかの課題を把握することに繋がります。課題を見つけることができたからこそ、帰国後に何を勉強すればよいかなど明確な学習方針を立てることができます。
3-3. 学習モチベーションが上がる
実戦の場がない英語学習はなかなかモチベーションが上がりません。
留学を通じて講師とのコミュニケーションや、クラスメイトからの刺激を受けることで、英語学習へのモチベーションは圧倒的に上がります。
3-4. 日本では会わない層と交流できる
日本では自分と同じような立場の人に囲まれていることがほとんどですが、語学学校では年齢、国籍、社会的地位などまったく異なる人たちと交流を持つことができます。特に人付き合いが固定化されやすい社会人にとってはとても良い経験となります。
3-5. 本格的な留学の視察として
近い将来に休職してフィリピン留学する予定の方が、視察目的のために1週間の留学をする方がいます。
数ヶ月に渡る中長期の留学はミスマッチが起こると大変なため、この視察により現地の土地勘や様々な環境、学校選びのポイントなどを把握し失敗のない留学を可能にします。
3-6. ただの観光旅行ではつまらない方へ
普通の旅行もいいけれど、せっかくだから英語レッスンを受講してみたいと気軽に短期留学を選ぶ方もいます。
このような方は英語学習以外に週末はリゾートなどの観光に出かけたり、ボランティアに参加される方が多いです。
4. 1週間の留学をする年代、時期など
1週間の留学をされる方の多くは、30〜50代のビジネスパーソンであることが多いです。
時期としては年末年始、ゴールデンウィーク、お盆、シルバーウィークなどの祝日が多い時期に多く留学されています。
5. 1週間の留学で注意したいこと
短い期間のため、少しでもレッスン時間を確保したい人が多いです。しかし、一般的な学校では、入学初日にレッスンがない学校が多いため、実質火曜～金曜しかレッスンがありません。そのため、短期向けのサービスを実施している学校から選ぶのをオススメします。
- 入学初日からレッスンが開始できる
- 短期向けのコースを設定している
- 延泊して休日にもレッスンが受講できる
- 祝日があるか
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1週間留学の費用と効果について、いかがだったでしょうか。
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