「日本からのアクセスも良いし、学校の選択肢も多いし、生活も不便しなさそう…よし、セブに決めた!」
と、やっと留学する都市を決めたのに、インターネット上に穏やかではない情報を目にして不安になった方もいるでしょう。
- セブは誘惑が多い
- セブは勉強するところじゃない
- セブは遊びに行くところ
他の都市に留学させたいだけじゃないのか?と思うほどあまりに偏った意見ですが、どの都市を選んでも勉強からあなたを引き離そうとする誘惑が存在しているのは事実です。
もちろん、誘惑に打ち勝つには「英語を話せるようになりたい!」という強い意志は大事ですが、そもそも誘惑が少ないという環境であれば余計な心配も無用です。
この記事では「誘惑に負けずに真剣に勉強がしたい!」という方に向けて、セブ留学でストイックに勉強できる方法と、学校をご紹介します。
セブはリゾート地なので誘惑が多い?
「セブはリゾート地なので誘惑が多い」とはフィリピン留学界隈でよく耳にする俗説ですが、セブの土地勘がない人は鵜呑みにしてしまうかもしれません。
確かにセブは有名リゾートを抱える地域ですが、実際はリゾートエリアに学校はほとんどなく、多くはそこから1時間ほど離れたセブ市内にあります。そのため、“セブ→リゾート→誘惑が多い→勉強できない”と連想してしまうのは、少し短絡的な発想に思えます。
実はセブはフィリピン第二の都市圏で意外と都会なのです。そのため、レストラン、バー、ナイトクラブなど深夜まで営業する店舗も多く、地方都市に比べれば誘惑になりそうな要素は多いかもしれません。
なお、多くの語学学校は平日から夜遊びして勉強しないことを防ぐために門限を設定しています。
誘惑の正体は友達
フィリピン留学におけるセブ以外の都市の多くは日本では知名度が低い (情報が少ない)ため、かなり真剣に調べるか予算などの都合といった事情がないと選択肢に入れない傾向があります。
一方、セブは日本からのアクセスに良さ、学校の選択肢も多さ、利便性の高さと三拍子そろっていることから「とりあえずセブから選んでおけば安心だろう」と考える人が多く、結果様々なタイプの人が集まってくるのは間違いありません。
このため、学習意欲が高い学生もいれば、そうでない学生が同じ学校に共存してしまうということも起きやすくなります。
実はセブ留学における誘惑とはリゾートでもナイトクラブでもなく、自習もせずに“遊びに誘ってくる友達”なのです。
この誘いは必ずしも外出だけではなく、校内での暇つぶしの雑談も含まれるので不便な場所にあるとかは関係がありません。
意志の固い方、自己管理がしっかりできる人であれば、学習の邪魔になる誘いを断ることができるでしょう。しかし、良くも悪くも流される人にとっては、たまたま仲良くなった友達が不真面目であれば、誘いに負けてしまいついつい自習をさぼってしまうことが起こるわけです。
誘惑を断つなら“スパルタ式”
そこで、校則の厳しさというのが学習風紀を決める大きな要因になります。最も厳しい校則を採用するのがスパルタ式と呼ばれるものです。
フィリピン留学で学校選びをしていると“スパルタ”という単語が当たり前のように出てきます。一体どんな…
フィリピン留学で学校選びをしていると“スパルタ”という単語が当たり前のように出てきます。一体どんなものなのでしょうか。 まず、スパルタという単語を辞書で調べると、 アテネと並ぶ古代ギリ…
ここで重要なことは、遊びがメインの人や、勉強漬けになることに怖気づく人は、絶対にスパルタ式を選びません。つまり、一般の学校であれば、学習意欲が高い人もいればそうでない人もいる環境になるところ、スパルタ式は勉強漬け上等の人しかいない環境になるのです。
また、スパルタ式は理想的な学習習慣や学習方針を学校が定め学生はそれを守ります。そのため、「どのような毎日を送ればよいのか分からない」「何をどう勉強すればよいのか分からない」といった迷いも生じることなく、学校を信じて勉強すれば成果が出やすい特徴もあります。
セブ留学のスパルタ式語学学校
English Fella 2
広々としたリゾートホテルを彷彿とさせるキャンパスで設備も充実しているので、平日外出禁止でもリフレッシュしやすい環境になっています。曜日によってスパルタ式となるJ-Spartaと呼ばれる規則を選択することも可能です。
スパルタの適用 | 選択制 (スパルタ or J-Sparta or ノーマル) |
特徴 | ・詰込み型ではない授業数 ・プレミアムクラス必修 ・単語テスト必修 ・土曜午前レッスン ・日曜に義務自習あり(2週に1回外出クーポン) |
義務自習 | あり(自習室に専用席あり) |
門限 | 月~金曜 外出不可 土曜 翌2:00 休日 18:40 |
立地 | セブ市 (郊外) |
CG スパルタキャンパス
セブ市街地から車で15分ほど離れた“タリサイ”にキャンパスがあり、長年セブのスパルタの名門として評価の高い学校です。スパルタ専門のためセブで最もストイックに学べる環境です。厳しくとも居心地のよいプール付キャンパスも魅力の一つです。
スパルタの適用 | 専用キャンパス |
特徴 | ・1日12時間授業 ・単語テスト必修 ・Essay (文書作成) 必修 ・日中はEnglish Only Policy |
義務自習 | あり |
門限 | 月~木曜 外出不可 金~土曜 24:00 日曜 21:00 |
立地 | タリサイ市 (やや郊外) |
CPI -Cebu Pelis Institute-
セブ市街地から車でわずか5分程度の場所にありますが、快適なリゾートキャンパスを有しており、生活のすべてがキャンパス内で完結する充実の設備を誇っています。スパルタ式では厳し過ぎない方のため継続のし易さはピカイチと言えるでしょう。
スパルタの適用 | 選択制 (スパルタ or セミスパルタ) |
特徴 | ・詰込み型ではない授業数 ・必修授業の欠席で外出禁止処分 |
義務自習 | なし |
門限 | 月~木曜 外出不可 金~土曜 23:00 日曜 21:00 |
立地 | セブ市 (やや郊外) |
CIJ Academy
セブ市街から20分ほど北に向かった海沿いの街“リロアン”にある学校です。都会の喧騒から離れた海沿いの環境で、しっかり勉強に打ち込むことができます。
スパルタの適用 | 選択制 (スパルタ or セミスパルタ) |
特徴 | ・詰込み型ではない授業数 ・単語テスト ・慣用表現テスト ・English Only Policy ・寮内でのWi-Fi制限 |
義務自習 | あり |
門限 | 月~木曜 外出不可 金~土曜 25:00 日曜 21:00 |
立地 | セブ市 (やや郊外) |
セブ留学におけるスパルタ校について、いかがだったでしょうか。
スパルタ式と言っても共通するのは平日外出禁止という点くらいで、授業時間やルールは学校によって異なります。ご希望にあう学校探しをお手伝いいたしますので、遠慮なくご質問ください。
成果が上がる留学では、どこよりも詳しい知識と豊富な経験をもとにプロの目線から失敗のない留学プランをご提案します。どんな質問や相談でも構いません。お気軽にお問い合わせください。