フィリピン留学の費用は、学費や航空券など諸々を合計すると、どんなに安く抑えても1ヶ月で20万円ほどは必要になってきます。その大半を占めるのは、学校に支払う費用(授業寮や宿泊費)になります。
学費がもっと安くなればなあ…
格安校を選んでもそれなりにかかるよなあ…
海外で英語を勉強するだけでなく、生活をするわけですから、それなりの出費なるのは仕方がないことです。
しかし、もっと安く留学する方法もあるのはご存知でしょうか?そんな都合がよい話はないと思うかもしれませんが実はあるのです。しかも、無料で。
この記事では、嘘のような学費が無料になる裏技を一挙大公開します。
1. コールセンターで働きながら英語を学ぶ“0円留学”
フィリピンでは英語力を生かしたコールセンター事業が大きな産業になっています。数多く存在しています。多くのグローバル企業のお客様窓口に電話すると、実はセブのコールセンターに繋がっていることも多いのです。
さらに日本企業のお客様窓口を担う日本語のコールセンターも存在しています。コールセンターのオペレーターもマネージャーも日本人という海外にいながら完全に日本語で働ける職場で、お客様もまさか海外に電話していると思わないことでしょう。
その日本語のコールセンターで6時間ほど業務を行う代わりに、4時間の英語レッスンを提供している企業があります。まさに“0円留学”です。
※登録費、SSP申請費、水光熱費、テキスト代などが別途必要な場合があります。
日本語のみでできる仕事のため、英語初級者の人でもすぐに参加できてしまうのも嬉しいポイントです。
仕事と英語学習の両立は大変ですし、責任感を持って業務にあたる必要があるため、留学ライフを純粋に楽しむことは難しいですが、無料のインパクトは大きいです。
2. 語学学校のインターンシップで働きながら学ぶ
フィリピンの語学学校の多くは、半日は学校スタッフとして勤務し、半日は英語のレッスンを受講できるインターンシップ (学生スタッフや学生マネージャーとも呼ばれる)を採用しています。
学校から提供されるもの (例)
- 4時間ほどの英語レッスン
- 学生寮での宿泊
- 学生食堂での食事
- ビザ、SSPなどの申請費用
- 電気代、水道代などの費用
- お小遣い (1ヶ月あたり約10,000〜20,000円)
※学校により内容は異なります。
1日4時間ほどのレッスンとはいえ、留学費用の大半を占めている授業料、宿泊費、食費、その他の諸経費が無料になります。期間も3〜6ヶ月、またはそれ以上と長期で募集されることが多く、とても人気があります。
このインターンシップは英語力の向上よりも海外就労経験を積むという点が重要になり、職場は日本語だけの環境ではなく、英語を使うことが求められます。そのため、基本的なコミュニケーションは英語でできる中級レベルの英語力が求められることが多いです。
また、24時間いつでも学生のサポートに対応しなければならず、土日も空港へのお迎えといった業務があるなど、無料で英語が学べることだけに期待してしまうと後悔してしまうことも。あくまで海外での就労経験を積むことを一番の目的にできる方に向いています。
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3. 2カ国留学するとフィリピン留学が無料!?
フィリピン留学で英語力を上げてから欧米諸国へワーキングホリデーに向かう2カ国留学ですが、ワーホリでの就労時のメリットは大きなものです。
初級レベルのまま欧米へ渡って仕事に就くのに比べて、既に英語力がある状態で仕事を見つけると明らかに高い賃金の仕事に就くことができます。その差は時給$5 (500円)前後にもなりますが、なんと、その賃金差によりフィリピン留学のための支出は相殺できてしまうのです!
例えば、オーストラリアでワーホリした際に1日8時間・週5日で仕事したとすると差額は下記のようになります。
2カ国留学した場合の給与増加額
就労期間 | 計算式 | 差額 |
---|---|---|
3ヶ月 | $5✕8時間✕22日✕3ヶ月 | $2,640 (264,000円) |
6ヶ月 | $5✕8時間✕22日✕6ヶ月 | $5,280 (528,000円) |
12ヶ月 | $5✕8時間✕22日✕12ヶ月 | $10,560 (1,056,000円) |
半年でも約50万円以上の収入UPになるため、この時点でフィリピン留学に投資した金額はペイできてしまうのです。通常、ワーキングホリデーは1年程度する方が多いため、この賃金差のまま働き続けることで、明らかに余裕のある生活を送ったり、より多くの貯蓄をすることができるわけです。
さらに、実際は英語力があまりない状態で直接欧米に向かう人は、最初に語学学校に数ヶ月通う人が多いです。2カ国留学する人はワーホリ時の学費をゼロもしくは最低限に抑えることができるため、賃金差だけでなく、出費の部分でも大きな差が出ることなります。
学校費用が無料になっているわけではありませんが、投資の視点を持つことで、事実上無料で留学できたことと同じ意味になると言えるでしょう。収入を増やすばかりか、生活の充実度は上がり、より高い英語力を身につけて帰国できるのですから、2カ国留学はメリットしかない裏技と言えるでしょう。
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4. インフルエンサーとして学校を紹介する
稀にインフルエンサーを対象に留学生が募集されていたり、学校から声が掛かることがあります。これはインフルエンサーが自らのブログやYoutubeチャンネルなどのメディアを通じて学校について情報発信してくれることを条件に、無料で留学することが可能になります。
学校は情報発信により新入生が増えることを期待しているために、多くの人の目に触れる影響力を有したメディアを運営していたり、英語関連の情報にてある程度の発信力を持っている必要があります。
5. スペシャルオファーを見つける
滅多に見かけることはありませんが、一部の留学エージェントが無料で留学をプレゼントする企画をやっていたり、語学学校が奨学生として留学に招待してくれる企画を行っていることがあります。
これは、単純に応募すれば抽選で当選できるというものではなく、夢を応援してくれるという趣旨の企画であるため、高い志や行動力が問われる場合が多いです。また在学中や卒業後にインタビューを求められることも多いです。
また、新たにオープンした学校などでは、モニターとして無料で留学できる場合があります。この場合はインタビューや広告用の写真撮影などに協力するのが条件になることが多いです。
6. 無料で留学する際の注意点
いずれの方法も留学に必要な費用がすべて0円になるということはなく、往復の航空券や現地での生活費はかかります。応募する際は後でトラブルにならないように諸条件をしっかり確認するようにしてください。
また無料で留学できるものは、英語学習と引き換えに業務や宣伝活動などを仕事を請け負うことが条件になっているのほとんどです。そのため、英語学習を最優先にできる保証はなく、仕事のために学業が疎かになることもあります。また、一般学生のように留学ライフを存分に堪能することが難しいことは覚悟しておく必要があります。
そのため、英語力を伸ばすことを第一に考える方、海外生活を思う存分楽しみたい方は、しっかり日本で資金を貯めて一般の留学を行うことをオススメします。
フィリピン留学を無料にする裏技について、いかがだったでしょうか。
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